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ベトナム首相が「感動した」と韓国の外交力をべた褒め

2018年6月14日、韓国・聯合ニュースによると、ベトナムのグエン・スアン・フック首相が、歴史的な米朝首脳会談と関連し「周辺国を説得して平和を築き上げる韓国の真の外交力に感動した」と述べた。

金道鉉(キム・ドヒョン)在ベトナム韓国大使によると、フック首相は13日の歓談の席で上記の発言をした。ベトナム現地のメディアも「フック首相が米朝首脳会談の開催成功における韓国の役割に賛辞を送った」と報道したという。これに対し、キム大使は「米朝首脳会談の成功が、東南アジア地域の安保と平和にも貢献するだろう」と話したとのこと。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「確かにその通り。文在寅(ムン・ジェイン)政権ファイト!」「康京和(カン・ギョンファ)外相がインタビューで『韓国がアジアの国家に提案すれば、大部分反応がいい』と言っていた。韓国は日中と違い、裏に意図を隠していないから信じられるんだって」「韓国はリーダーさえしっかり選んだら自然にうまくいく国」「文政権の最大の長所は、国民が参加すれば変えられるという希望を見せてくれること」「自分の利益ばかり追求する中国はやめて、ベトナムとウィンウィンになろう」など、さまざまなコメントが寄せられた。
https://www.recordchina.co.jp/

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ベトナムと朝鮮半島は、いずれも冷戦期に2つの陣営に分断され、北に共産主義(社会主義)政権、南に親米政権が成立し、同じ民族の間で悲惨な戦争が繰り広げられたという共通の歴史をもつ。 ベトナムでは、1975年に北が南を武力制圧する形で戦争が終結し、ハノイを首都とする北ベトナムの共産党政府主導の下、現在のベトナム社会主義共和国が成立した。ベトナム共産党政府は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と1950年に国交を樹立しており、一貫して同国を朝鮮半島の正統な国家と認めてきた。ベトナムにとって「朝鮮」とは北朝鮮を意味し、「北」を付けて呼ぶことはない。

ベトナム戦争期の1963年から1973年までに、米国の同盟国である韓国からも30万人を超える兵士が南ベトナムに派遣された。韓国軍の戦死者は約5000人とされているが、韓国兵に虐殺されたベトナムの民間人は、5000人とも9000人とも伝えられている。韓国兵は「ダイハン(大韓)」と呼ばれ、米兵以上に勇猛で残虐なことで知られていた。韓国兵とベトナム人女性との間に生まれた子供は「ライダイハン(大韓との混血児)」と呼ばれ、正確な数は不明だが、数千人に及ぶとされている。その背景からも、南北統一後にベトナム政府がかつての敵の呼称「大韓」を用いることはなく、韓国は「南朝鮮」と呼ばれていた。

南部の社会主義改造の失敗と難民の流出、カンボジアへの侵攻によって、国際的孤立と経済困難に陥り、内外路線を大きく転換するに至った。それが1986年12月に採択されたドイモイ路線である。ドイモイの骨幹は市場経済化と対外開放で、全方位外交の一環として韓国との関係改善も図られた。その過程で、韓国を指す呼称は「南朝鮮」から一時「朝鮮共和国」に変更された。共和国というと北朝鮮のようだが、韓国も共和制であるため、このような字句が使用されたようだ。その後、1992年の国交樹立を前に「ハンクォック(韓国)」という呼称が用いられるようになり、現在に至っている。

2017年9月、イギリスの市民活動家ピーター・キャロル氏の呼びかけにより、ロンドンで市民団体「ライダイハンのための正義」が設立され、ライダイハンへの支援や事実関係の調査が行われることになった。韓国の国内、特に軍関係者の間では、ベトナム戦争への派兵は、共産主義に対して自由世界を守った正義の行為であり、「武勇伝」として語られている。ベトナム共産党政府も韓国との関係を重視し、それに影を落とすような過去の事実は黙殺する態度をとっているという。


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[ 2018年06月15日 12:21 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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