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「プロ仕様」続々投入…ミラーレスレンズ高級化バトル熱く

ミラーレスデジタルカメラの市場拡大に合わせ、本体だけでなくレンズの「高級路線」も広がってきた。先行するソニーと富士フイルムが、“プロ仕様”の大口径超望遠レンズを相次ぎ投入。一眼レフカメラ2強のキヤノンとニコンも巻き返しを目指す。

 ソニーは今月、スポーツ・報道撮影向け400ミリF2.8レンズ(税別160万円)の受注を開始。富士フイルムも20日に、200ミリF2(83万8500円)と広角の8-16ミリF2.8(27万7500円)を今秋売り出すと発表した。 ミラーレス機は平成20年にパナソニックが初めて発売。反射鏡がない構造のため、一眼レフと比べ小型・軽量なのが特長だ。電子ファインダーの画像と被写体の動きのタイムラグが短所だが、登場から10年の間に機能が向上し、プロ写真家にも広がっている。

一眼レフからミラーレスへ乗り換えたという仏ル・マン24時間耐久レース公式カメラマンのジョン・ルーク氏は、富士フイルムの発表会で「とにかく軽く、一脚が必要ない」と200ミリF2の使い心地を称賛した。 キヤノンは、人気の入門機ブランド「EOS Kiss」のミラーレス版が3月の発売以降好調だ。ニコンも、大型画像センサー搭載の高級ミラーレス機を近く発表するとみられる。

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カメラ映像機器工業会によると、昨年のデジカメの世界出荷のうち一眼レフは約750万台と前年比1割減ったが、ミラーレスは約400万台で3割増えている。
http://www.sankei.com/

一般に出回るデジタルカメラの種類は機能や形状で3種類に分けられる。コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)、ミラーレス一眼カメラ、そしてデジタル一眼レフカメラ。コンデジとそのほかの2つ、ミラーレスと一眼レフの違いは、カメラのレンズが交換できるか否かという点。コンデジはレンズ交換ができま無いが、ミラーレス・一眼レフはレンズを交換することが可能。凝った写真を撮影しようとしたら、シチュエーションに合ったレンズに交換する必要がある。用途の多い広角レンズにはじまり、野鳥や天体撮影に向く望遠レンズ、小さなものを写すマクロレンズ等、レンズの種類は様々。同じレンズ交換式のミラーレスと一眼レフの違いは反射鏡の有無。一眼レフは、カメラ本体の中央にミラーボックスがあり、その中に反射鏡がある。ミラーレスはその名の通り、このミラーがないカメラのことを言う。

昨年2月、『GFX』がカメラの歴史を動かすと話題となった。富士フイルムの商業写真向け高機能ミラーレス一眼カメラ「GFX 50S」だ。GFXは、一眼レフカメラに搭載されるフルサイズのイメージセンサーの1・7倍の大きさの中判センサーを搭載している。画素数は約5000万画素。一つひとつの画素が大きく、より多くの光を取り込んで、立体感や奥行きを表現する。人物や風景、広告などの静物写真で威力を発揮できる。プロ写真家向けだが、1キログラムを切る重さと100万円を切る価格で、ハイアマチュアにも訴求する。

スマホの写真性能が格段に上昇した今、一眼レフカメラ性能はプロ顔負けのプレミアム商品となる、急激に人気となっている。望遠や広角など用途に合わせてレンズを選択するレンズ交換式カメラの中で、ミラーレスカメラの比率は着実に上がり、足元では約3割に上っている。同市場は、まずソニーやオリンパスなどがけん引し、一眼レフに強いキヤノンやニコンなども商品を拡充。今後、ミラーレス比率の拡大はさらに加速し、富士フイルムやパナソニックは、「19―20年ごろに5割を超える」と共通の見解を示している。


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[ 2018年07月22日 12:31 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
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