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韓国の4~6月GDP成長率 ほぼ全てが振るわず0.7%に鈍化

韓国銀行(中央銀行)が26日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP、速報)は前期比0.7%増加した。ほぼ市場の予想通り。1~3月期の成長率は1.0%に拡大したが、4~6月期は再び鈍化した。民間消費が低調だった上、投資がマイナスとなったため。前年同期比の成長率は2.9%だった。

1~3月期の成長をけん引した民間消費は、4~6月期に前期比0.3%増と、1年半ぶりの低水準となった。政府支出も0.3%増に縮小した。建設投資は前期の1.8%増から1.3%のマイナスに転じた。住宅建設と土木がそろって減少した。 設備投資も6.6%のマイナス成長となった。前期の3.4%増から大きく落ち込み、2016年1~3月期以来の低水準。機械類と輸送装備が振るわなかった。知的財産生産物投資も0.7%減少した。

輸出は半導体や石炭、石油製品を中心に0.8%増加した。この伸びは前期の4.4%を大きく下回る。また、輸入は2.6%減少した。 業種別にみると、製造業は0.7%増加したものの、前期の1.6%を下回った。建設業は2.1%増から2.3%のマイナスに転落。サービス業は0.6%増に鈍化した。農林漁業は2.5%減少。 4~6月期の実質国内総所得(GDI)は前期比0.8%減少した。
http://www.chosunonline.com/

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中央日報は、韓国銀行が発表した「2017年4-6月期実質国内総生産」によると、今年4-6月期の実質国内総生産(GDP)は403兆4849億ウォン(約40兆2739億円)と、前期より0.6%増加したとし、1-3月期に1.1%の高い成長率となり、それによる基底効果で四半期の成長率が多少鈍化したと説明している。

4-6月期の成長率を具体的に見ると、民間消費建設投資、設備投資が増加したが、輸出は減少した。特に、民間消費は1-3月期より0.9%増え、2015年10-12月期(1.5%)以降6四半期ぶりに最高を記録した。 韓国銀行関係者は「その間新政府発足などの影響で消費心理が着実に改善された影響」とし「衣類、靴など準耐久材消費が減ったが、家電製品、携帯電話をはじめとする耐久材消費は増えた」と説明している。

輸出が増えたとはいえ、価格を下げざる負えない状況下であるから、喜んではいられない。と同時に韓国も中国も過剰在庫である。中国は一昨年から在庫処理に追われている。中国における半導体輸出は莫大なために、両国ともに在庫が増加していた。しかし、中国の在庫はある程度見込みが出てきたわけで、韓国側の在庫は増え続けており、のちのツケは莫大となる。今でさ2兆円とも言われている半導体在庫は、いずれ、利益減少のネタとなり、自国メディアが報じ始めるだろう。


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[ 2018年07月26日 09:51 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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