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漢方薬の未来は日本にあり…「中国人としては複雑な思い」

日本の漢方医学は中国から伝わった中国医学をもとに日本が独自で発展させたものとされる。漢方医学をもとに処方される薬は漢方薬と呼ばれ、日本で西洋薬と同様に広く普及している。 漢方薬に使用される生薬や薬草は中国から輸入されることが多いのだが、日本で発展した漢方薬を購入するために中国人が日本に買い付けに来るという現象も見られており、こうした事態は中国人からすると複雑な思いを抱かざるを得ないようだ。

中国メディアの快資訊はこのほど、中国医学や漢方薬の未来は日本にあるという意見が存在することを伝えつつ、「中国医学は中国人の先祖が生み出した貴重な宝であったはずなのに、中国人が海外に媚びて西洋薬ばかりを重んじた結果、中国の漢方薬は廃れてしまった」と嘆く記事を掲載した。 記事は、近代以降の中国では西洋医学が重んじられ、中国医学はその効果のほどが疑問視される風潮が生じたと主張。今でも中国医学に対して猜疑心を持っている中国人は少なくないことを指摘する一方で、日本人は漢方薬を正しく評価しており、日本のドラッグストアでは簡単に漢方薬を購入できるし、街中には鍼灸院も数多く存在すると紹介した。

さらに、日本企業は漢方薬について数多くの知的財産権を所有していることを伝え、世界の漢方薬市場でも日本企業が圧倒的なシェアを獲得していると強調。中国は日本に漢方薬の原料を販売するだけに止まっていて、世界中で漢方薬が評価されるようになっていても「中国はその恩恵をほとんど受けられていない」と論じた。

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また記事は、「日本は漢方薬で世界を舞台に大儲けしている」という論調が中国国内に存在することを指摘する一方で、中国が漢方薬の原料を供給するだけの役割となっている現状に「漢方薬の未来は日本にある」という指摘もあると紹介。漢方薬が世界に広まり、世界で評価されることは喜ばしいことであるものの、「日本が産業の主導権を持つ現状は、中国人からすれば複雑な思いを抱かざるを得ない」と論じている。
http://news.searchina.net/

日本に中国から医学が伝わったのは5~6世紀以降となる。その際、多くの漢方処方薬や生薬、医学の本が持ち込まれた。その後、室町時代までは伝来した中国の医学にそって医療(診断や治療)が行われていたが、それ以降は日本で独自の発展を遂げる。日本国内の風土や気候、日本人の体質やライフスタイルに合った医学に進化し、確立していった。現代医療で用いられている漢方医学や漢方薬は、日本の伝統医学としてずっと守られ、発展していった「日本独自の医学」と言えるだろう。


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[ 2018年08月19日 08:31 ] カテゴリ:日本政治 | TB(0) | CM(0)
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