韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  なぜ東レは韓国に投資を続けているのか

なぜ東レは韓国に投資を続けているのか

東レは2016年7月、3000億ウォン(約293億円)を投資し、自動車の軽量化素材などに使われるポリフェニレンサルファイド(PPS)の生産工場を建設した。セマングム産業団地で最初の外資系企業だ。東レは先月、ここに1000億ウォンを追加投資し、工場の第2期拡張を進める計画を決定した。それだけではない。李泳官(イ・ヨングァン)韓国東レ会長は昨年、炭素繊維、エンジニアリングプラスチック(耐久性が高い特殊なプラスチック)、2次電池素材などの分野に2020年までに計1兆ウォンを投資すると表明した。

製造業の「韓国離れ」が相次ぐ中、日本の代表的なメーカーである東レは韓国への投資を強化している。1963年に韓国ナイロンにナイロン生産技術を供与したことがきっかけとなった東レと韓国の縁が55年間も続いている理由を探った。

2010年4月、東レグループは韓国子会社の東レ先端素材に炭素繊維の重要技術を移転し、韓国で生産を行う計画を発表した。韓国で炭素繊維が本格的に量産される以前のことだった。当時日本では技術流出に対する懸念が大きかった。東レグループは「韓国には炭素繊維を使って生産する自動車、船舶などの分野で世界的企業があり、戦略的に重要だ」として、計画を推進した。現在東レは慶尚北道亀尾工場で炭素繊維を年4700トン生産している。韓国国内で最大規模だ。

スポンサードリンク
東レが韓国投資を続けてきた背景には、東レの納品先である韓国メーカーの競争力も一役買った。東レは亀尾と群山で炭素繊維、2次電池分離膜、不織布などを生産する。これら製品はサムスン、現代自動車、SK、LGなどに供給される。韓国東レ関係者は「韓国には世界トップクラスの企業が多く、大口の取引先を確保する上で有利であり、技術トレンドの変化にも迅速に対応できる」と説明した。
http://www.chosunonline.com/

朝鮮日報は、韓国の技術者の優れた能力も東レが韓国工場を建て続ける理由だと報じている。挙句に、工程管理面で最高の実績を収めてきたからだとした。東今は韓国工場が独自に開発した工程技術を日本に伝授するほどだとも報じている。一方で、業界関係者は「化学メーカーは電力消費量が大きいため、東レが韓国に投資する際には、日本より安い産業用電気料金が重要な検討要素だったはずだ。今後産業用電器料金は値上げが見込まれ、少なからず負担となる可能性がある」と指摘している。

現実は違う。東レが韓国へ強気の投資を続けるのは、米インテルを抜き半導体トップに立ったサムスン電子、世界的な電気自動車(EV)シフトで注目される電池に強いLGグループなど、同社の中核製品の需要家が韓国に集中していることにある。実際、東レ幹部は「韓国は国内にしっかりとした素材需要がある。インフラも整っており、我々の素材の生産地としてかなり優れたポジションにある」と話ている。

東レは17年から3年間で5000億円の設備投資を計画し、うち3000億円が既存設備の維持などを除く新規投資だ。韓国に新たに投じる1000億円の大半は、リチウムイオン二次電池(LIB)用のセパレーター(絶縁材)や不織布、機能性樹脂などを対象にした設備増強の新規投資となる。投資が成功するかどうかは、今後より明確になる。PPS樹脂は耐熱性に優れるほか、強度が高く、自動車用途を中心に市場拡大が続く。他国を圧倒する巨大需要を生み出す中国をにらみ、韓国工場を増強してアジア地域の供給基地に育成するとしている。個人的には鈍化した韓国経済と韓国民の体質上、予想した通りにはならないのではと考えるが…。

関連記事

[ 2018年10月29日 10:06 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp