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韓国の自動車産業が危機的状況…「倒産ブーム」も

2018年10月29日、中国メディアの環球網は、「韓国の自動車産業が危機的状況にあり、倒産ブームを招きかねない」とする記事を掲載した。 韓国・news1の報道を引用して伝えたもので、韓国の現代・起亜自動車によると、現代自動車の第3四半期(7~9月期)の営業利益は前年同期比76.0%減の2889億ウォン(約283億円)で、2010年以降で最大の下げ幅となった。起亜自動車も第3四半期の営業利益は1713億ウォン(約168億円)、営業利益率は0.8%にとどまった。

内需の低迷に加えて、最大の輸出市場である米国と中国のほか、一部の新興国でも現地通貨の価値が下がったことによる販売不振が続いているためで、完成車メーカーの業績不振が中小の部品メーカーの倒産を招き、共倒れしかねない状況に懸念の声が上がっているという。

韓国の自動車部品業界は最近、国内完成車メーカーの1次協力会社800社余りを対象に政府支援が必要な金額規模などを調査した上で、政府に対し3兆1000億ウォン(約3000億円)の緊急資金支援を要請した。1次部品サプライヤー上場企業89社の約半数が今年第1四半期に営業赤字を記録している。専門家からは「部品メーカーは完成車メーカーに比べて基礎体力が弱い。部品メーカーの大規模倒産は韓国の自動車産業全体を揺るがしかねない」などの声が出ているという。
https://www.recordchina.co.jp/

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GM韓国、群山工場閉鎖により、ある部品企業はロボットが製品を加工する時に加工の位置を決める補助冶具用品を含めると1台あたりの投資額は約1億ウォンとなる。一部のロボットは開封すらしていない新品で、韓国GMが5月に群山工場を閉鎖したことで処分するしかなかった。ただGM韓国専用となるロボットと冶具においては、韓国GMと協議して購入したロボットなので、韓国GM側はロボット1台あたり450万ウォンで買い取ると返答している。

産業研究院が自動車部品100社を対象に調査した結果、31社が上半期に営業赤字を出している。前年同期比の営業利益は半減(-49・2%)し、売上高(-3.8%)減った。 自動車企業の悪化した経営実績が自動車系列会社に広がり、1次→2次→3次協力会社の順に影響を及ぼしている。韓国自動車産業は大企業を頂点にしたピラミッド式の構造であり、不況の波及力は大きい。中小部品会社は研究開発(R&D)の代わりに自動車のR&Dに頼っている側面が多分にある。韓国自動車産業の生態系で自動車企業は損失の一部を下請け会社と分担する形だ。


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[ 2018年10月30日 08:27 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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