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特許出願も「コリアパッシング」…虚しい「識強国」

「主要グローバル企業が韓国特許市場に投じる予算が減少している」。オ・セジュン大韓弁理士会会長が海外企業が韓国で特許を出願しない「コリアパッシング」現象が表れていると伝えながら述べた言葉だ。オ会長は韓国経済新聞のインタビューで「国内の大企業の中でも海外だけで特許を出すケースがある」と伝えた。政府は「知識強国」を繰り返し叫んでいるが、現実はその反対に進んでいるということだ。

韓国がグローバル特許出願市場として魅力を失っているのは、特許庁に申請された特許件数にも表れている。2015年の21万3694件をピークに2016年は20万8830件、2017年には20万4774件に減少した。今年は20万件を下回ると予想されている。弁理士にとってお金になるという大企業の出願件数の減少傾向が目立つ。さらにグローバル企業までが韓国に配分した出願予算を中国など他のアジアの国に回し、韓国国内の特許市場は縮小している。

国内特許出願市場が背を向けられることになった根本的な理由は、知識財産権が重要だという認識自体が不足しているためと見なければいけない。特許訴訟をしても裁判所で特許侵害事実が認められにくいうえ、侵害が認められても損害賠償額自体が少ないのが実情だ。このため他人の特許を故意に侵害することも頻繁に発生する。

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米国など先進国に比べて非常に低い特許出願手数料、特許庁審査官の不足などで特許の品質までが落ちている。韓国の「特許無効化率」は50%を超える。主要国のうち特許無効化率が最も高いという指摘も受けている。「知識強国」を口にするのが恥ずかしい成績表だ。
https://japanese.joins.com/

特許を付与する過程というのは、完璧というには程遠い。結果として、特許に対する訴訟の際、特許の有効性は通常疑問視され、さらに、裁判所が特許性の法定要件を満たしていなかったと証明する場合、特許は無効で、法的強制力がないものと判断される。特許性の法定要件の一つは、発明が新しい、もしくは「今までにない」ということ。特許局審査官は、「検索実行」と呼ばれる過程で、データベースならびに出版物(交付済特許、発表済特許申請および学術論文等)を審査し、これらの法定要件を満たしているかどうかを決定する。

特許の質は、審査が十分に実行されたかに左右される。あらゆる特許は、フィールド適用に審査を実行しるが、審査がより広範囲で、正確であれば、特許はより高い質になる。審査が良ければ良いほど、特許の質も高くなる。特許の質が重要である一方で、特許の質は特許の価値と混同してはならない。特許の価値は、特許に相当する金額、もしくは特許がどの程度まで収益化するかに基づいており、特許の質はその価値に影響するが、質はその価値とは無関係。例えば、明日、発明家がVHS ビデオまたは 8 トラックテープに関する技術の特許を付与するよう、米国特許商標庁を説得しても、その製品の対象となる市場がないため、特許に価値はなくなる。

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[ 2018年12月25日 09:50 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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