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三星バイオエピス、世界第2位の中国市場を攻略

三星(サムスン)バイオエピスが、中国の「3Sバイオ」とのパートナーシップ契約を交わし、現地のバイオ医薬品市場に本格的に進出すると、7日発表した。大腸がん、肺がんなどの治療に使われるバイオシミラー「SB8」などの一部のパイプラインの販売権を3Sバイオに委任した。三星バイオエピスは、販売権委任に関する前受金とロイヤリティなどが3Sバイオから支給される。

これにより三星バイオエピスは、世界第2位の医薬品市場である中国で事業領域を拡大することになった。世界保健機関(WHO)によると、中国の医薬品市場は、2025年までに年平均約20%成長すると予想される。

三星バイオエピスのコ・ハンスン社長は、「中国の臨床、許認可、商業化などで能力を保有している3Sバイオとのコラボを通じて、中国バイオ医薬品市場に安定的に参入して事業を拡大できると期待している」と語った。1993年に設立されたバイオ製薬会社である3Sバイオは、2015年に香港証券取引所に上場された。2017年基準の売上高は約6000億ウォンとなっている。
http://japanese.donga.com/

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昨年5月、バイオロジクス傘下の創薬ベンチャー、サムスンバイオエピスを巡る2015年12月の会計処理問題が発覚した。15年12月期連結決算で約1兆9120億ウォン(約1950億円)の多額の利益を計上したことについて、金融監督院から違法だった疑いがあると下のは記憶に新しい。バイオロジクスによると、エピスに出資する米製薬大手バイオジェンが合弁契約に基づいて出資比率を引き上げる意向を示したため、15年12月期にエピスを子会社から関連会社に変更。国内法に沿ってエピス株を時価に評価替えしたことで、赤字から黒字に転換したとしている。

サムスングループはバイオ産業をグループの未来事業として期待している。2011年にバイオ医薬品の生産を手がけるサムスンバイオロジクスを設立し、その翌年には、米国のバイオ企業であるバイオジェンという企業と共同出資で、バイオ医薬品の研究開発企業であるサムスンバイオエピスを設立した。バイオ産業は先行投資が多く、軌道に乗るまでに時間がかかる産業だ。サムスンバイオエピスも、設立後ずっと赤字が続いていた。ところが、2015年になって急に2兆ウォン近くの利益を出すようになった。

サムスンバイオロジクスは李副会長の持分が多く、第一毛織の子会社でもある。また、サムスンバイオロジクスはサムスンバイオエピスという子会社をもっている。親会社は第一毛織で、その子会社はサムスンバイオロジクスで、その孫会社はサムスンバイオエピスである。3社は密接な関係にあり、そのなかの1社の価値が上昇すると、自然に別の会社の価値も上がる仕組みになっている。


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[ 2019年01月08日 09:12 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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