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別の切符で同じ場所に行くふりをする南北

同じ事態について大統領は「成功した」と、国民の半分は「失敗した」と言ったとしたら、その国はどうなるだろうか。大統領と国民が別々の言葉を使って、別々の判断基準を持っている国の将来はどうなるだろうか。

そういう国はこれまで例外なく、そう遠くないうちに国の命運が「風前のともしび」のように危うくなった。天に届く塔を建てようとして神の怒りを買い、人々が互いに意思疎通できなくなるようにと言葉を別々にされ、崩れ去ったという「バベルの塔」の逸話がその例だ。韓国・米国・北朝鮮が異なる言葉を使って積み上げてきた北朝鮮の核問題に対する政策は、この「バベルの塔」と同じ運命をたどろうとしている。

北朝鮮の核廃棄を論じる外交舞台において、「北朝鮮の核廃棄」という言葉は追いやられた状態にある。その言葉があるべき場所は「朝鮮半島非核化」や「韓半島非核化」という怪しい言葉が占めるようになった。韓国統一部(省に相当)長官は、南が使う「韓半島完全非核化」という言葉と北が使う「朝鮮半島非核化」という言葉には意味に違いがあると認めた。これは最終的な行先が異なることを意味する。南と北は別々の切符を手に同じ場所に行くふりをしてきたのだ。

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米国はどうだろうか。米国の韓半島専門家は文在寅(ムン・ジェイン)政権に向けた不満を「韓国は非核化の課題を米国に押し付け、南北関係にばかりかまけている」と表現した。最大の被害者である韓国が「熱くない」のに、米国の方が熱くなる理由はない。米国務長官は数日前、米朝交渉に関して、「最終目標は米国国民の安全だ」と言った。率直な発言だ。危機解決の運転席に座っていると言った韓国大統領が「最終目標は韓国国民の安全だ」と言わないことの方がむしろおかしい。
http://www.chosunonline.com/

そもそも韓国政府の危機管理の問題となる。弾道ミサイルだから米国が動いたわけで、隣の韓国に弾道ミサイルを打つ必要は無いだろう。北朝鮮は米国を敵としてきたわけで、米国まで届く弾道ミサイル開発にすべてを託してきた。韓国など目に入ってはいないというわけだ。米朝が安全条約を結び、制裁が解かれれば、バックのロシアと中国がいれば、韓国などどうにでもなるという思惑だ。在韓米軍が撤退すれば、孤立する韓国を吸収するだけのことである。

逆に韓国は先に経済発展したという理由だけで、北朝鮮を飲み込む思惑がある。どちらも条約破りの国であるから、思惑は一致しないし、統一どころか、まして吸収などもってのほかだろう。北朝鮮のほうがしたたかだ。韓国は国が通貨危機ごと崩壊し、他国に助けられたが、北朝鮮は貧困とはいえ、朝鮮戦争以後持ちこたえている。思惑では北朝鮮のほうが厄介だ。大国に編入すれば核保有が維持されるだろうし、孤立した韓国は行き場を失い、大国傘下となる。日米が朝鮮半島を意識しなければ北朝鮮の思惑で進む。それは中国の思惑でもある。負債大国で経済低迷に老朽化した国となった今の韓国に出来ることは何もない。

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[ 2019年01月27日 12:21 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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