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好調だった韓国半導体、日米中によるけん制で「三重苦」に?

2019年2月18日、韓国・朝鮮日報は、韓国経済の「唯一の成長エンジン役」を担ってきた半導体産業が、超好況が終わり停滞期に入るとともに、米国、日本、中国による「韓国半導体の覇権けん制」という「三重苦」に苦しんでいると報じた。

記事によると、米ウォール・ストリート・ジャーナルが14日(現地時間)、「米中貿易交渉の中、中国が『向こう6年間で2000億ドル(約22兆円)の半導体を輸入する』と提案した」と報道したところ、この影響で15日、サムスン電子とSKハイニックスの株価が3.1%、4.7%いずれも下落した。中国の半導体輸入は昨年2990億ドルに達したと推定されるが、これは世界の半導体市場の半分以上に及ぶという。記事は「中国が輸入物量を米国企業に人為的に配分すれば、韓国半導体の輸出が萎縮することになる」と指摘する。半導体業界では「米国が中国を圧迫し、世界半導体市場の盟主の座を取り戻そうとしているのではないか」との声も出ているという。

また、記事は「最近の日韓関係悪化以降、日本の与党・自民党からは、半導体製造用フッ化水素の韓国への輸出を禁止しようという話が出ている」とも伝えている。

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韓国最高裁が新日鉄住金に元徴用工への賠償を命じた判決を受け、差し押さえた同社の韓国内資産の売却を行うと原告側弁護士が表明したが、「売却に着手すればすぐにも、フッ化水素の輸出禁止を検討する」とみられている。半導体用フッ化水素市場は日本の業者が事実上独占しており、サムスン電子とSKハイニックスも大部分を日本から輸入しているという。
https://www.recordchina.co.jp/

フッ化水素を調べると意外なことがわかる。
例えば、アシッドグレード蛍石のほとんどはフッ化水素の製㐀に使用されるという。世界全体では、フッ化水素よりも蛍石の輸出入が活発である。これは、フッ化水素は強い毒性を持つため、取り扱いが難しいことに起因している為である。日本を始めとしてアジアの国々のフッ素資源の供給は中国に依存している。従来は、日本のフッ化水素メーカーは中国から蛍石を調達して、日本でフッ化水素を製㐀していたが、中国の輸出抑制政策を背景に中国への進出を進めており、中国からフッ化水素の形で調達している企業もある。韓国も日本と同様に中国からの蛍石、フッ化水素輸入量が大きいが、一部は日本からのフッ化水素の輸入も存在する。日本からの輸入は、主に半導体向けの高純度フッ酸であると考えられる。インドは、一部ケニアからの輸入も存在するが、ほとんどを中国からの蛍石輸入に依存している。

中国から調達しているのは韓国も同様となる。フッ化水素製造における純度の高さと言うべきだろうか、一部半導体に使用している分野のフッ化水素は日本に依存しているという事になる。一方で、欧州は日本に比べて、調達先を多様化させている。スペインは比較的大きな蛍石鉱山が存在し、ドイツ、イギリスでも小規模な生産が行われているが、それ以外のほとんどは輸入に依存している。輸入元としては中国以外のソースも確保しており、比較的輸送距離の短いアフリカ地域から積極的に輸入している傾向がある。米国も欧州と同様に日本に比べて、調達先を多様化させている。米国は輸送距離の短いメキシコからの輸入が多く、南アフリカ共和国からも一部蛍石を輸入している。また、フッ化水素での輸入も多く、メキシコのほか、カナダからの輸入を行っている。

中国は世界最大の蛍石生産国であるとともに世界最大の蛍石需要国でもある。アルミニウム生産向けのフッ化アルミニウムやフッ化水素の生産が拡大しており、内需向けの生産も多い。また、中国に進出しているステラケミファ、ダイキン工業、森田工業は、いずれも中国の蛍石メーカーあるいはフッ素化学メーカーと合弁会社を設立している。

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[ 2019年02月20日 08:19 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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