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金正恩委員長は平壌で「手ぶら帰国」をどう説明するのか

米国のトランプ大統領は記者会見後にハノイを離れ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は予定されていた日程があるのでハノイに残っている。かくも世界的に注目され、かくも決裂した首脳会談はこれまでなかった。実務クラスがあらかじめ全て作っておいた合意文に署名し、握手するというのが慣例だ。会談場で先に席を立ったのがトランプ大統領なのは明らかだ。政治的危機に直面しているトランプ大統領は、ワシントンに戻ったら「失敗した会談」だとしてさらに強い攻撃を受けるだろう。

トランプ大統領がどのように対処するかに関心はない。金正恩委員長がハノイでの残りの日程をこなしていくのか、きちんと眠れるのかだけが気になる。北朝鮮で「万人の心臓をがっちりつかむ希代の偉人」と称賛されている人物ではないか。どうやら金委員長には、トランプ大統領を料理する自信があったらしい。国内で政治攻勢にさらされ、功名心に燃えるトランプ大統領が、交渉を台無しにしないため最終的には譲歩するだろうと考えた。国内外の専門家も全て、金正恩委員長の勝利を予想していた。

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そのため、以前であればハノイに到着して初めて報じられるはずの金委員長の動きが、平壌をたった瞬間から報じられた。専用列車に66時間乗っていくという、まともでないパフォーマンスも繰り広げた。ハノイの宿泊先で開いた作戦会議の場面も報道を許した。労働党の機関紙『労働新聞』は「そのように一日千秋の思いで待っていた、敬愛するわが元帥様のニュースに接した国中で、一段と熱い激情の波が揺らめいた。国中の人民の心がわが元帥様へ、元帥様がおわす遠き異国の地へと絶えずはせている」とたたえた。
http://www.chosunonline.com/

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専門家はトランプ大統領の元側近が行った会見報道で、米国の関心はそちらに行き、トランプ大統領は実績を持って帰るのにレベルを引き上げたことが決裂の原因と評している。本当にそうだろうか…。私はこれもパフォーマンスならば、二人の思惑疑惑が生じると考える。前回の首脳会談時には、核で米国を狙うな。。。と言ったとか言わないとかが情報が漏れた。つまりは核保有をにじませた発言であることから、情報が拡散された部分もある。

今回もしパフォーマンスに切り替えたなら、なお二人の思惑は親密思惑となる。つまりは3回目で決めようという事だ。トランプが当日決めたかどうかは不明だが、似たもの同士と言う部分もあるわけで、政治的なかけ引きならば奥が深い。私ならば自身の首が危ないという会見が米国で実施されれば、今回の首脳会談で、金正恩に話をするだろう。米国に戻って話をまとめたら、譲歩し、今回の金正恩 要求を飲むとしたら、腹の中での首脳会談は成功したことになる。金正恩は自国統制が問題なら、トランプの責任にすればよい。としたなら、今回の首脳会談は、当日まとめた計画通りとなる。当然今回外部では大きく決裂と報じられることになる。がしかし、トランプが自国に戻り体制を整えたなら、多少の期間を開け北朝鮮と3回目の首脳会談を実施することになる。3回目の首脳会談で、画期的な合意としたほうがより得策だ。さて、思惑があったかどうか…。私はトランプ政権が維持できれば早いうちに米朝首脳会談が実施されると思うが…。


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[ 2019年03月01日 12:45 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(1)
まだ続く制裁と裏稼業
北朝鮮の要求:経済制裁解除
米国の要求:核廃棄

今回改めて両者が確認したことは、
北朝鮮は核廃棄しない・・・米国が確認した
米国は制裁を解除しない・・北朝鮮が確認した

なので、経済制裁が続く、北朝鮮が頼りにする韓国物資の援助が続き、
韓国は非公正な「裏稼業」国家のレッテルが取れない、
[ 2019/03/01 22:34 ] [ 編集 ]
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