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「韓国は米国を教化しようとし、日本はできることないか聞く」と韓国紙

2019年3月29日、米国と韓国の関係について、韓国・中央日報は米国務省関係者が「韓国外交官は米国を教化しようとし、日本は自分たちにできることはないかと聞くと説明した」と報じた。最近、北朝鮮をめぐる米韓両国の不協和音が目立っているが、日本との比較で両国の距離感があらわになった形だ。

中央日報によると、米国務省の関係者はワシントンでの韓国外交について「韓国の外交官は会うとすぐにわれわれを教化しようとする。それから何々してほしいとお願いする。要請を聞き入れると、その後しばらく連絡が途切れる。少しするとまた連絡が来るが、会うとまた要請だ」とこぼした。 これに対し、「日本の外交官は会うと先に『私はあなたのために何ができるか』と聞く。助けようとしてくれる。だからこちらも『われわれの方は何を助けられるだろうか』ということになる」と語った。

さらにトランプ政権でアジア地域を担当する高官は「韓国は外交官や官僚、政治家に関係なくパターンが同じだ。論理や根拠が不足すれば『われわれを理解してほしい』という。以前は同盟だけを信じて聞き入れたが、今はわれわれ(米国)の国益を優先して考えるほかない」と話した。

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ワシントンのシンクタンク関係者も「北核問題の核心である『非核化意思』に対して、韓国はただ『過去とは違う。今回はわれわれが正しい』とだけ主張する」とし、「これはうまく事が運んでいるときは特に問題にならないが、(米朝交渉が)つまずけば責任問題に広がることになる」と指摘した。
https://www.recordchina.co.jp/

アメリカファーストの根底には、「シェール革命」という、主に米国で生産されるシェール石油・ガスによって、米国が2011年にロシアを上回り世界最大の産ガス国になり、2013年にはサウジアラビアを上回り、世界最大の産油国となったことによって起きた、米国内と国際社会の劇的な変化がある。エネルギー自給が可能になった米国は、「世界の警察官」を続けることに関心がなくなった。だから、世界から少しずつ撤退を始めている。これはトランプ大統領の登場以前に始まっていたことである。

北朝鮮問題で米国が動いたのは「世界の警察官」の役割を果たそうとしたのではない。まして同盟国を守るためでもない。米国に対する脅威を除去するアメリカファーストのためだけと考えれば、今の米国の対応は理解できる。今後は、米国には決して届かない短距離・中距離の核ミサイルが日本に向けてズラリと並んだ状態でとりあえずの問題解決とするだろう。だから日本政府は必至と言うわけだ。日本の軍備が強化され、日本もまたアジアのリーダ国として、自国防衛と自国の友好国で包囲網強化を確立しつつある。韓国が日本を敵としたことで、今なお日本政府が韓国に対し、厳しい対応を維持しているのはそのためでもある。

今後もっと加熱するのではないか…。一方で中国とは戦争とならないような外交を実施するだろう。今の安倍首相はロシアとのつながりがある程度強固と言われる。安倍首相の役割は、アジアの大国を含めた国々との統制をとることにある。韓国などは眼中にはないが、敵国とするならば抑え込む必要があるという事だ。北朝鮮脅威が続く中での日本と北朝鮮外交は、今後の関心ごととなる。


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[ 2019年03月30日 08:48 ] カテゴリ:日本政治 | TB(0) | CM(0)
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