韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国政治 >  「官製民族主義」が韓国を滅ぼす

「官製民族主義」が韓国を滅ぼす

民族と民族主義が歴史的に作られた構成物であるという事実は、韓国の歴史でも確認できる。モンゴル侵略で風前のともしびだった高麗時代末期には「檀君神話」が脚光を浴びた。韓民族の栄光を叫んだ「桓檀古記」のような偽書が日本帝国主義時代に「発見」されたのも偶然ではない。危機の瞬間に民族は「発明」され、民族主義は「呼び出し」を受ける。近代国家において国史も国語も義務教育科目であり、学校は代表的な「イデオロギー的国家機構」だ。そして、民族と民族主義こそ国民を作ったり国を立て起こしたりすることの核心だからだ。私たちの心の習慣に根ざした民族主義は、民衆の自発的選択という姿で現れる。これこそ、親日積弊清算が大衆の共感の中で行われている背景にあるものだ。

しかし、官製民族主義には致命的な毒素がある。権力は失政を隠し、政権の正統性を高めるために民族主義を悪用する。維新体制(朴正煕〈パク・チョンヒ〉政権体制)は政府の主導により民族主義史観を最大化させ、当時の朴正煕大統領の独裁を正当化した。北朝鮮は金一族による世襲政権を擁護しようと、我ら民族の歴史全体を「金日成(キム・イルソン)民族」の主体(チュチェ)史観に変質させた。官製民族主義の最大の弊害は、現実の不平等と貧困、格差拡大と政権の無能といった真の問題を隠ぺいすることにある。ロシア・中国・トルコ・ベネズエラで見られる通り、水平的兄弟愛で結ばれた架空の民族概念を政権があおり、深刻な体制矛盾を隠すことが官製民族主義の本質だ。

スポンサードリンク
北朝鮮の核危機をほぐし、韓半島の平和体制を構築しようという図式は美しく見える。しかし、民族感情で南北関係を解決しようとしている文在寅大統領の官製民族主義は出発することすら難しい。「金日成民族」であることを強調する北朝鮮の民族主義と、韓民族を掲げる韓国の民族主義が歩みを同じくするのは原則的に不可能だからだ。三・一節(独立運動記念日)と上海臨時政府樹立100周年を共にたたえる提案を北朝鮮が受け入れられなかったのには思想的な理由があったのだ。
http://www.chosunonline.com/

金正恩の思惑は朝鮮半島の主権を握ることと考えれば、南朝鮮がどう対応しようとも交わる接点はない。過去の歴史を見ればよくわかる。そもそも日本の敗戦で朝鮮半島開放してまでも、政策が合わないと北と南でもめている様では困りごとだろう。70年経過した今なお何も変わっていない。韓国は反日政策を掲げ、北朝鮮は70年間閉鎖的にすごしてきたわけで、米国から狙われることを今なお恐れ、自国防衛に取り組んだ70年ともいえる。前記事に関連するが、北朝鮮の核放棄は無い。

経済低迷で北朝鮮との統一を目論む韓国の立場は弱い。そういうい意味では北朝鮮はここでケリをつけたい時期でもある。トランプとの交渉は終わったわけではない。バックの中国とロシアの中で、金正恩がどう動くのかは、米国としての一番の懸念となる。次あるであろう米朝首脳会談では、今度は互いの目論見合戦と化すだろう。

関連記事

[ 2019年03月31日 09:22 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp