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日本の新紙幣デザインを韓国メディアが問題視「安倍政権の歴史修正主義を反映」

2019年4月9日、日本の新紙幣デザインについて、毎日経済など複数の韓国メディアが「安倍政権の歴史観が反映されている」と問題視している。 麻生太郎財務相は同日の会見で紙幣のデザインを一新すると発表した。1万円札には「日本の資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一、5000円札には津田塾大学の創始者である津田梅子、1000円札には「近代日本医学の父」と呼ばれる北里柴三郎が採用された。

複数の韓国メディアが問題視したのは1万円札に採用された渋沢栄一。毎日経済は、渋沢栄一について「明治時代と大正時代に活躍した事業家で、第一国立銀行や東京ガスなど約500の会社経営に携わったため日本では尊敬される人物だ」と説明している。

一方、朝鮮半島では「大韓帝国時代に日本帝国の利権奪取のため朝鮮半島での紙幣発行を主導した。旧韓末の貨幣を発行して鉄道を敷設する一方で、京城電気(韓国電力の前身)の社長を務めて全面的に朝鮮半島に対する経済侵奪を始めた象徴的人物だ」と指摘。

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さらに「朝鮮半島初の近代的紙幣に自身の肖像を用いて韓国に屈辱を与えた」とし、日本政府が1万円札に採用したことは「過去の歴史を否定する安倍政権の歴史修正主義が反映されている」と伝えている。
https://www.recordchina.co.jp/

中央日報は、日本では年号が時代を象徴する。一例として「昭和時代風」や「平成最後」等の表現を日常生活の端々で触れることができる。このため日本政府は新しい年号の開始に合わせて雰囲気刷新もねらい紙幣を変更することにしたとみられると報じている。 日本経済と言う面で見れば、自動販売機の変更を考慮すれば、経済効果は1兆円を超えるというのが専門家の話だ。景気低迷の中で、紙幣と硬貨の変更は、新年号を迎え、内需活性化の起爆剤としては実に良い発想だろう。

一方で、韓国併合の8年前に当たる1902年。当時渋沢は日本最初の銀行である第一銀行の頭取で、朝鮮半島を統治していた大韓帝国に支店を置いていた。しかし日清戦争後の三国干渉などで朝鮮半島でのロシアの影響力が強まると状況が変わり、貨幣制度の改変のため、日本の貨幣の流通量は大幅に減った。そこで第一銀行は、大韓帝国の許可無しに「無記名式一覧払い約束手形」を発行した。この約束手形は、実質的な紙幣として朝鮮半島で流通し、大韓帝国は1905年に正式な紙幣として承認せざるを得なかった。その紙幣に、頭取である渋沢栄一の肖像画が描かれていた。韓国から見れば「初の紙幣の肖像画は日本人」という、ある意味屈辱的な歴史を持つ。


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[ 2019年04月10日 08:49 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(0)
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