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半導体市場は10年ぶり最悪、最大の打撃はサムスン電子

最近の半導体業況が数字で表れた。今年1-3月期のサムスン電子の売上高は前年同期比35%減、SKハイニックスは26%減となったことが分かった。メモリー半導体価格が前年に比べて下落し、メモリーに注力する両社が大きな影響を受けた。

市場調査会社IHSマーケットによると、世界半導体業界の1-3月期の売上高は1012億ドル(約120兆3300億ウォン、約11兆円)だった。前年同期比で12.9%減少した。IHSマーケットは「四半期別の売上高で見ると、2009年4-6月期以来の大幅減少となった」とし「1-3月期の半導体市場で勝者はいなかった」と説明した。

世界10大半導体企業で2番目のサムスン電子の場合、1-3月期の売上高が122億ドル(約14兆5300億ウォン)で、前年同期比34.6%減少した。売上高基準で半導体上位10企業のうち最大の減少となった。 3位のSKハイニックス(60億ドル)と4位のマイクロン(56億ドル)は前年同期比それぞれ26.3%減、22.5%減だった。世界DRAM市場を寡占する3社の売上不振の理由はメモリー不況のためとみられる。

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IHSマーケットによると、メモリーチップ市場は1-3月期の全体売上高が昨年10-12月期に比べ25%減少した。具体的にはDRAMが26.1%減、NAND型フラッシュメモリーが23.8%減。 サムスンやSKハイニックスとは異なりパソコン用中央処理装置(CPU)が主力商品のインテルは同じ期間、売上高が0.3%減だった。インテルの1-3月期の売上高は158億ドルと、世界半導体企業で最高だった。
https://japanese.joins.com/

メモリー半導体を主流にしたサムスンであるから当然と言える。メモリー半導体は、単に製造企業である。製造設備は日本であり、検査機も日本となる。今だ半導体工場では白血病になる確率が増大し、今なお問題が続いている。微細化技術は、製造設備により達成されるわけで、サムスンは鴻海と同じ、製造大企業でしかないと考えれば、販管費が多くかかる理由でもある。宣伝しないと売れないわけで、結局製品から部品へ移行した。

ところがその半導体も外部要因で大きく変動するメモリー半導体であるから、今度はシステム半導体を目論んでいるが、すでにその分野での企業が頑張っているわけで、莫大な投資で何とかできる問題ではない。もっともソニーのイメージセンサ事業を買収出来れば別だが…。


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[ 2019年05月30日 09:32 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
じっと我慢
メモリ市況は産業史に残る大型の景気サイクルだから、
ここは、じっと我慢でしょう。サムスン、ハイニックスは
たっぷり儲けたからじっとしていればいい。
[ 2019/05/30 12:19 ] [ 編集 ]
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