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半導体素材市場を狙う韓国企業、日本を超えるには「政府の支援が必要」

2019年6月7日、韓国・ファイナンシャルニュースは「成長が見込まれる半導体素材市場で、韓国企業らが日本企業を超えるために競争力を強化している」と報じた。 国際半導体製造装置材料協会(SEMI)によると、昨年の世界の半導体素材市場の規模は519億4000万ドルで、過去最高値(2011年の471億ドル)を更新した。記事は半導体素材産業について「市場低迷期に強い上、好況期にも需要増加による高成長が見込まれるため“狙い目の産業”」と評価している。

現在、同産業の大部分を日本企業が占有している。高純度フッ化水素は世界の需要の90%を日本企業が生産している。同産業で最も規模の大きいシリコンウエハーも、日本企業が約60%占めている。日本企業が同産業を占有できている理由について、記事は「長期間にわたる研究開発により多くの技術を有している上、地道な投資により新たな素材開発でも先を行っている」と説明している。韓国の業界関係者は「日本と韓国はまだ技術力の面で差が大きい」と話しているという。

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ただ、最近は韓国も大手半導体企業を中心に素材事業での競争力強化に向けた投資が活発化しており、市場への参入も徐々に拡大するとみられているという。SKグループは5大新成長事業の1つに半導体素材を選定し、グループレベルでの投資を行っている。また、韓国の企業らは安定的な供給先を確保すると同時に、技術流出を防ぎ、最新技術の開発期間を短縮するため、素材事業で垂直的系列の構造を好む傾向があるとの分析もある。
https://www.recordchina.co.jp/

2018年の半導体材料市場は前年比10%増の約515億ドル規模となる。また、2019年も各社の半導体工場の生産能力の高まりを受け、同3%増の532億ドル程度となるとの予測している。前工程向け材料市場は、2018年は同14%増の318億ドル規模の成長を遂げており、2017年も2桁成長を遂げるなど連続して2桁成長を達成した。だが2019年は同5%増と1桁の成長にとどまるとみている。メモリバブルが弾けた影響が大きい。 一方の後工程向け材料市場も、2017年には同5%増の191億ドル、2018年も同3%増の196億ドルと緩やかながら成長を遂げてきたが、顧客の値下げ要求が高まっており、2019年は同1%増の199億ドルにとどまるとしている。

韓国政府支援が必要と言うが、製造装置や材料分野を今から開拓するようでは論外となる。政府がいくら税金で補てんしたところで、すでに買収できるレベルでもない。自動車産業の素材をはじめとして、素材産業は日本の特許でも守られている。特許包囲網を破ることは出来ない。


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[ 2019年06月08日 08:21 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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