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孤独が生み出す新サービス、日本独居高齢者の老後生活

高齢、少子、失業、非婚、都市化がこんな人々を作り出している。人と関わらずに暮らし、孤独な状態、空虚な状態が当たり前という独居の人々だ。こうした人々はますます増えており、そこからさまざまなサービスも生まれ、徐々に「孤独経済」を形成している。彼らの感情面のニーズや物質的なニーズは市場を通じてある程度満たされているが、「空の巣青年」が独居老人になった時、彼らはやはり乗り越えるのが難しい老後生活という関門に直面することになる。

休日に、友人と3-5人くらいで集まったり、家族と一緒に夕食を食べに行ったりするのは、ごくごく普通のことだ。しかし長らく一人暮らしをしている人にとっては、実現が難しい光景だ。感情面の強いニーズが市場を活性化し、最近の日本には「レンタル友だち」や「レンタル家族」まで生まれている。 西田一成さんは東京に暮らすサラリーマンで、よく「妻」や「娘」と一緒にご飯を作り、一緒においしいものを食べ、楽しく過ごしている。ただこの「妻」と「娘」はレンタル会社から借りてきた人たちだ。本当の妻は病気で亡くなり、2人の娘はそれぞれ自分の生活があり、離れて暮らしている。

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国立社会保障・人口問題研究所が2018年に発表したデータによると、日本の独居人口は増加を続け、独居率は35%にも達した。東京の20-50歳の人口の半分近くが一人暮らしをしている。
https://www.recordchina.co.jp/
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記事では、日本は少子化、高齢化の進行にともなって、独居人口に占める高齢者の数が急速に増加している。一人暮らしの高齢者は600万人に迫り、35年には世帯の30%以上が単身世帯になるとしている。 また孤独死はしばしば発生し、そこから「特殊清掃業」という新業態が生まれた。通常は住宅の管理人や死亡した人の親族の委託を受けて、孤独死があった部屋を清掃・消毒し、遺品を整理する。孤独死が起きると、その部屋は大変な状況になることが多く、作業員は特殊な薬品や殺虫剤などを使って清掃し、作業時には感染予防のための防護服を着ると伝えている。

時代とともに高齢化が進み、墓の放置問題や、古家の放置等々、様々な問題が勃発している。高齢化社会に向けた法整備は不可欠となる。良い悪いは別にしても、高齢化社会における新たなサービス業が多数増えてはいるが、実態はなかなか人数確保に至らない。国を挙げて、対応するべき時期に来たと言える。


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[ 2019年06月16日 08:45 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(0)
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