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中国産化粧品の勢いが戻ってきた、市場シェア56%に

現在、「美しさのための消費」が猛烈な勢いで伸びており、中国は今や世界2位の化粧品消費大国だ。中国の化粧品市場には変化が起きており、外資系ブランドが市場シェアの大部分を占める状態から国産ブランドが急速に発展する状態へと変わりつつある。人民日報が伝えた。

中国国家統計局のまとめたデータによると、今年第1四半期の化粧品類小売額は前年同期比10.9%増加し、前期に続いて2けたの急速な伸びを維持した。国産化粧品ブランドの品質向上にともない、一部の国産ブランドの市場シェアが目立って上昇した。 中国香料香精化粧品工業協会の陳少軍(チェン・シャオジュン)理事長は、「改革開放の40年間に化粧品産業が2けたの複合成長率を保ったことは、化粧品産業が成長産業であり、潜在力を秘めることを十分に示している」と話す。

国産化粧品の売り上げが急速に伸びている。百雀羚は3年連続で淘宝(タオバオ)の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)で化粧品類の売り上げ1位に輝き、2018年の同イベント売上高は2億9400万元(約45億9100万円)に達した。

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今年の「6・18」のセールイベントを控えて、多くの国産ブランドが天猫商城(Tmall)で集中的に新製品を売り出し、上半期で最も重要な売り上げ増加のチャンスをつかまえた。オンラインでデビューし、ECプラットフォームを通じて成長した新進ブランドも少なくない。騰訊(テンセント)が5月に発表した「国産化粧品洞察報告2019」によると、市場シェアでは国産ブランドがすでに56%を占め、消費者の購入意欲では「国産化粧品ブランドを選びたい」が56%に上り、「次も国産化粧品を買う」が90%に上った。
https://www.recordchina.co.jp/

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1990年代以降、1.4兆~1.5兆円で推移してきた日本の化粧品の出荷額が、2017年に前年比6.6%増と1.6兆円を超え、過去最高を記録した。好調の背景に、中国における日本製化粧品の需要増がある。化粧品の輸出入統計を見ると、2015年から輸出額が急増し、2016年に初めて輸入額を超えた。特に香港、中国などアジアへの輸出の伸びが目立ち、2017年の中国への輸出額が1,065億円と香港を抜いて輸出先首位となった。日本製品の人気を支える強みは、日本製品が持つイメージの良さと、その源泉でもある安定した品質にある。

中国では、昨年の 7 月から中国国内の消費者ニーズの高いスキンケア商品などへの関税が引き下げられた。また、同年11月には、習近平国家主席は、海外からの輸入を強化していく方針を打ち出した。美容関係を含む質の高い消費に向けた動きが加速するなか、日系企業を含む外資系企業のビジネスチャンスは拡大している。


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[ 2019年06月24日 09:13 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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