AIIBの加盟数が100カ国・地域に達する
2019年7月14日、中国新聞網は、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の加盟数が100カ国・地域になったと伝えた。
記事は、ルクセンブルクで13日に行われたAIIBの年次総会で、ベナン、ジブチ、ルワンダの3カ国の加盟を承認し、加盟数は100カ国・地域に達したと紹介。また、すでに18の加盟国で45のプロジェクトが行われており、承認された融資額は約85億ドル(約9170億円)に達したと伝えた。
記事によると、ベナン、ジブチ、ルワンダの3カ国は、国内の正式な手続きを経て、最初の出資金を払い込んだ後、正式に加盟することになるという。
AIIB総裁の金立群(ジン・リーチュン)氏は、AIIBの加盟国・地域は世界人口の約78%で、世界の国内総生産(GDP)の63%を占めたことを指摘し、世界中の加盟国の努力のもと、「簡潔で、清廉で、エコな機構を打ち出し、加盟国の持続的な発展をサポートしている」と語った。
https://www.recordchina.co.jp/
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2016年6月の初承認から現在までの2年間にAIIBが承認したプロジェクトは29件、投融資総額は約54億ドルと、1年間の融資・援助額が約300億ドルに達するアジア開発銀行(ADB)と比べれば小規模。背景、ノウハウ不足など、体制が十分に整っていなかった.。ある程度改善された現在でも、業務拡大に対して慎重な姿勢で臨んでいる。29件の承認プロジェクトのうち、単独融資・出資の案件は少ない。AIIBは多くの案件で、ADBや世界銀行(グループ内別組織も含む)、欧州復興開発銀行といった他の国際開発金融機関(MDB)との協調融資を選択し、融資額も総じて他のMDBと同額以下に抑えている。貸し倒れを極力回避したいという安全志向がある。

さらにインド向けに重点が置かれていることが掲げられる。他の国向けが各1~4件であるのに対し、インド向けは7件と最も多い。金額でみると、インドは14.1億ドルで、全体の4分の1を占める。インドは、中国の一帯一路構想に対する拒絶反応が強かった。中国に協力的か否かにかかわらず、プロジェクトや返済能力を客観的に評価して融資するスタンスが見て取れる。 一方で、AIIBはアジアのインフラ整備に貢献するが、あくまで国際的な機関であることを強調し、中国の一帯一路構想を推進する機関ではないかという懸念の払しょくにも努めている。
その結果、客観的な評価が高まってきているのも事実。AIIBに対しては、国際的な格付会社から信用格付を得られないため、膨大なインフラ資金需要に応えきれないという指摘されてきた。2017年以降、主要格付会社3社から最上位の信用格付を獲得し、国際金融市場での資金調達が可能になった事で、今年までの案件で45のプロジェクトが行われており、承認された融資額は約85億ドル(約9170億円)に達した。日本主導のアジア開発銀行が融資したことなどで、支えられてきたことも大きいのではないか。
記事は、ルクセンブルクで13日に行われたAIIBの年次総会で、ベナン、ジブチ、ルワンダの3カ国の加盟を承認し、加盟数は100カ国・地域に達したと紹介。また、すでに18の加盟国で45のプロジェクトが行われており、承認された融資額は約85億ドル(約9170億円)に達したと伝えた。
記事によると、ベナン、ジブチ、ルワンダの3カ国は、国内の正式な手続きを経て、最初の出資金を払い込んだ後、正式に加盟することになるという。
AIIB総裁の金立群(ジン・リーチュン)氏は、AIIBの加盟国・地域は世界人口の約78%で、世界の国内総生産(GDP)の63%を占めたことを指摘し、世界中の加盟国の努力のもと、「簡潔で、清廉で、エコな機構を打ち出し、加盟国の持続的な発展をサポートしている」と語った。
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2016年6月の初承認から現在までの2年間にAIIBが承認したプロジェクトは29件、投融資総額は約54億ドルと、1年間の融資・援助額が約300億ドルに達するアジア開発銀行(ADB)と比べれば小規模。背景、ノウハウ不足など、体制が十分に整っていなかった.。ある程度改善された現在でも、業務拡大に対して慎重な姿勢で臨んでいる。29件の承認プロジェクトのうち、単独融資・出資の案件は少ない。AIIBは多くの案件で、ADBや世界銀行(グループ内別組織も含む)、欧州復興開発銀行といった他の国際開発金融機関(MDB)との協調融資を選択し、融資額も総じて他のMDBと同額以下に抑えている。貸し倒れを極力回避したいという安全志向がある。

さらにインド向けに重点が置かれていることが掲げられる。他の国向けが各1~4件であるのに対し、インド向けは7件と最も多い。金額でみると、インドは14.1億ドルで、全体の4分の1を占める。インドは、中国の一帯一路構想に対する拒絶反応が強かった。中国に協力的か否かにかかわらず、プロジェクトや返済能力を客観的に評価して融資するスタンスが見て取れる。 一方で、AIIBはアジアのインフラ整備に貢献するが、あくまで国際的な機関であることを強調し、中国の一帯一路構想を推進する機関ではないかという懸念の払しょくにも努めている。
その結果、客観的な評価が高まってきているのも事実。AIIBに対しては、国際的な格付会社から信用格付を得られないため、膨大なインフラ資金需要に応えきれないという指摘されてきた。2017年以降、主要格付会社3社から最上位の信用格付を獲得し、国際金融市場での資金調達が可能になった事で、今年までの案件で45のプロジェクトが行われており、承認された融資額は約85億ドル(約9170億円)に達した。日本主導のアジア開発銀行が融資したことなどで、支えられてきたことも大きいのではないか。
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