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日韓貿易戦争は、中国に「漁夫の利」を与えるだけ

規制対象となったのは、「レジスト」(感光材)、「エッチングガス」(フッ化水素)、「フッ化ポリイミド」という3種類の半導体材料。韓国によるこれら材料の対日輸入額は5000億ウォン(466億円)に過ぎないが、それによって生み出される韓国製の半導体とディスプレ-は、全世界への輸出総額が170兆ウォン(15.8兆円)に達する。つまり日本側は失うものが小さく、韓国側が受ける打撃は大きい。

韓国企業の反応は素早く、サムスン電子の李在鎔副会長は7月7日にはお忍びで日本へ飛んだ。日韓の政府間交渉に任せていたのでは埒が明かない、民間企業同士で解決を図ろうと考えたのだろう。その認識はまったく正しくて、韓国政府はこれを政治問題化させて、外交戦、宣伝戦に持ち込む構えである。文在寅大統領の頭の中に、「経済界の利益」や「日韓関係の安定」は存在しない。

しかし供給元の日本企業としては、たとえ韓国財界のトップから直々に陳情されたとしても、これが政府による輸出管理政策上の判断だと説明されると手の打ちようがない。この問題、政府と民間企業ではまるで受け止め方が違ってくる。

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一方、日本には武器の転用や開発につながる物の輸出を規制する、外為法に基づく輸出貿易管理令という安全保障貿易のルールがある。日本の輸出した製品が輸入国、あるいは輸入国を経由した第3国で武器転用につながらないようにする制度であり、これはGATT(関税と貿易に関する一般協定)で認められた安全保障のための輸出規制である。

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輸出貿易管理令に基づく規制輸出品は原則、個別審査を必要とし、不許可とすることも認められている。ただし、輸出を行っても安全保障を脅かさないという信頼関係が構築された国に対しては、輸出業務の包括認証を認める「ホワイト国」という制度がある。今回、日本政府が行ったのは、このホワイト国リストから韓国を外すことであり、日本が中国や多くの諸外国に対して行っている「通常の通関業務」と同じ扱いにするだけの話。

日本は現在、中国をホワイト国リストに入れていない。今回韓国を対象にした3品目は、中国にも個別審査を経て輸出している。それと同じ状態に韓国をしただけに過ぎない。ホワイト国のルールは、両国の信頼関係の上に特別待遇を認めるという、日本国が決められる事項でしかない。 また日本の化学メーカーは、多くの部材を台湾や中国などの他のマーケットに振り分けられる。フッ化水素についても、あまりにも韓国依存度が高かった。これを機に台湾の半導体産業などに対する営業強化するだろう。

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[ 2019年07月21日 09:24 ] カテゴリ:日本政治 | TB(0) | CM(3)
半導体寡占の崩壊
 彼の国の半導体が、経済の1/4も占めてきたは価格操作以外の何物でもないでしょう。
 これを機会に、彼の国の半導体寡占状態が崩れて適正価格になれば、世界経済にとって好ましい限りです。
[ 2019/07/21 10:03 ] [ 編集 ]
韓国に利益を与えてるぐらいなら、まだ中国に漁夫の利を与える方がマシの様な気がする。
いつまでも集ってくるチンピラとはいい加減にここらで縁を切るべき。VISA復活に加え、敵国じんである在日の滞在許可も廃止すべし!
[ 2019/07/21 12:39 ] [ 編集 ]
属国モード
「漁夫の利」というのは、中国が韓国を扱うのに
属国扱いが強くなる、ということでしょう、
韓国は自らの手で、米日韓三国関係を壊そうとしている、
韓国経済の好調時期にそれを始めたが、いま具体的に
実行する段階で、韓国経済は下降線という逆位相、
[ 2019/07/21 23:14 ] [ 編集 ]
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