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南北「平和経済」発言にミサイル応酬…「北、独裁可能なラインで発展望む」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「南北平和経済」に言及した光復節(解放記念日、8月15日)の翌日、北朝鮮は東海(トンヘ、日本名・日本海)にミサイル2発を発射した。北朝鮮の対南機構である祖国平和統一委員会(祖平統)は報道官の談話を出し、「ゆでた牛の頭も笑う」という表現で平和経済への言及を激しく非難した。北朝鮮は韓国と協力して経済が成長することを望まないのだろうか。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権の経済戦略を分析した報告書が発表され、注目されている。

統一研究院のパク・ヒョンジュン研究委員は30日、「首領独裁下の北朝鮮の経済構造と経済改革、金正恩政権の国家戦略」と題した報告書を発表した。この報告書は韓国開発研究院(KDI)の「北朝鮮経済レビュー」8月号に掲載された。パク氏はまず「金正恩国務委員長が核を放棄して経済復興に向かう可能性が高い」という一部の見方は誤りだと指摘した。「経済を発展させて人民の生活が向上するほど独裁が安定的に維持される」という前提は、北の首領独裁基盤の経済体制を理解していないために出てくる主張ということだ。

報告書によると、北朝鮮は2012年に発足した金正恩政権でも首領独裁システムで運営される経済体制が維持されているという。首領独裁式経済とは、政治権力が経済制度と政策、資源配分を一方的に決める体制をいう。独裁体制は経済を発展させるよりも停滞した状態を好む。なぜなら経済が成長して人民の生活水準が高まれば、政治的な自由を要求することになり、独裁の存続を脅かすからだ。

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ただ、韓国・日本など周辺国との安保競争のため、人民が政権に挑戦できる潜在力を抑えるレベルでの経済成長を望むということだ。この論理によると、南北が力を合わせて日本の経済的優位を越えるまで経済が成長することを望む中長期「南北平和経済」構想に北朝鮮政権は同意しないと解釈できる。 パク氏は「政権支持勢力が(経済成長の)果実をほとんど掌握し、内部抑圧機構を強化し、対外軍事能力を向上させる方式で経済を発展させるというのが、1990年代半ば以降から現在まで北が歩んできた道」と説明した。
https://japanese.joins.com/

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北朝鮮の貧困レベルを考慮すれば。経済発展の道筋は他国と協力できる体制ができれば、徐々に進む可能性は高い。すでに発展を遂げて衰退する韓国とは大違いとなる。北朝鮮に核保有と言うカードがある限りは、周辺国を巻き込むリスクを考慮すれば、米国と戦争になる可能性は低いだろう。

もし日朝首脳会談が実現し、拉致問題解決に動けば、日本からの技術伝授による経済発展は可能となる。また米国との関係も、模索出来れば、北朝鮮が暴走しない限りは、可能性はあるわけで、今後の動き次第となる。それでも核保有と言うリスクを背負うわけで、関連諸国とどのような協定を結ぶかによる。韓国の様に条約無視は通用しない事を理解しておくべきである。


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[ 2019年09月01日 09:34 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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