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中国のレアアースに対して米豪が切ったカード

2019年9月5日、参考消息は、中国がレアアース産業で主導権を握ろうとするのに対抗すべく、オーストラリア政府が米国政府の協力のもとでレアアース関連政策を打ち出したと報じた。

記事は英フィナンシャル・タイムズの3日付報道を引用。オーストラリア政府が米国政府の協力を受け、15のレアアースおよび重要鉱物生産プロジェクトを立ち上げることを発表したと紹介。その趣旨は、国防やハイテク産業の原材料供給を牛耳ろうとする中国に対抗することにあり、プロジェクトにはアンチモン、マグネシウム、タングステンなど重要鉱物が含まれ、プロジェクト総額は57億豪ドル(約4160億円)にのぼると伝えた。

そして、両国政府が昨年、西洋企業の中国からのレアアース供給依存を軽減すべく、レアアースの共同精錬、加工、開発に関する合意書を締結していたことを説明。 エレン・ロード米国防次官(取得・維持担当)がこのほど「レアアース分野の協力では、オーストラリアは最も可能性のある選択肢の1つだ」と語ったことを紹介している。

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一方で、一部のアナリストからは、レアアースや重要鉱物の開発や工場建設にかかる費用や、直面する問題に注視すべきだとの声が出ているとし、「こういったプロジェクトにはリスクがある。なぜなら価格が中国の政策によって決められるからだ」という専門家の見解を伝えた。
https://www.recordchina.co.jp/

2012年4月、日本の大企業・日立がレアアースを使用しない産業用モーターを開発した。レアアースの使用量削減のための技術開発は、中小企業を含む多数の企業で商業的進展があった。技術開発が迅速に行われた背景に、2007年から関連分野への投資実施している。その一つが、文部科学省が2007年に着手した「元素戦略プロジェクト」である。20以上の大学や企業が参加したこのプロジェクトで、代替材料の研究に大きな成果があった。

2010年以来、レアアースの代替材料の開発にその研究成果が応用されてきた。2012年3月には、米国、欧州連合(EU)と一緒に、中国のレアアース輸出規制をWTOに提訴し、2014年8月に中国の規制はWTO協定違反という判決を引き出した。レアアースの紛争は結局、日本の勝利に終わっている。

今もレアアース需要を減らすための技術開発を進めている。2018年2月、トヨタ自動車はレアアースの使用量を半分に減らした磁石の開発に成功している。結局中国がレアアースカードを切るほどに代替技術が進歩する。いずれレアアースを必要としない可能性が高まるわけで、必ずしも中国のレアアース制限と言うカードは、将来的に良いカードとは言い難い。

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[ 2019年09月07日 08:06 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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