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韓国が優位性持つOLED分野、3年以内に中国に追いつかれる?

韓国紙・中央日報は19日、「韓国のディスプレー産業の競争力がますます懸念されている」と報じた。同日付で米華字メディア・多維新聞が伝えた。

記事は、「全世界のディスプレー市場の規模は、年間130兆ウォン(約11兆7234億円)ほどで、ニーズとして最も多いのはテレビやスマートフォンといった製品だ。韓国企業のサムスン電子とLGディスプレーは同市場において40%以上のシェアを占めており、これまでずっと世界1位になってきた」と説明。一方で、「この状況は数年前から少しずつ変化している」と指摘。「中国で10社あまりの企業が液晶ディスプレー(LCD)の生産ラインを構築し始め、18年には量産に乗り出した。それらの企業がし烈な価格競争をもたらしている」とした。

続けて、「中国は14年頃からディスプレー産業を戦略産業に指定し、重点的な育成を行っている」と指摘。代表的なメーカーとしてBOEテクノロジーグループ株式会社(京東方)を挙げ、「同社は安徽省合肥での工場新設に600億元(約9113億円)を費やしたが、自己調達した資金はそのうち5%ほどで、あとの50%を地方政府の公共基金から、40%を国有銀行の融資から補った。そのため、同社は市場で韓国企業の商品よりも20%ほど安価な液晶ディスプレーを売り出すことができた」とした。

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記事によると、韓国ディスプレー学会(KIDS)の柳在秀(ユ・ジェス)会長はこうした状況を受け、「韓国は暫定的にOLED(発光素材に有機物質を使ったLED)分野における優位性を維持しているものの、2~3年のうちに中国に追いつかれることが予想される」「韓国企業は新時代の技術に対する投資スピードを早め、市場を掌握し、中国企業に追いつかれる前に新たな市場に参入すべきだ」などとコメントしたという。
https://www.recordchina.co.jp/

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中国の大型液晶の出荷台数シェアは、2016年に韓国、台湾に次いで23%規模で、20年にはこれを35%まで引き上げ、首位獲得をもくろむ。 スマートフォン向け中・小型ディスプレイ生産を拡大し、18年に高画質なハイエンド品の生産を投入している。中国での増産を受け、韓国や台湾、日本製液晶ディスプレイの販売は鈍ってきている。またスマホへの有機ELディスプレイの採用拡大を受け、現地メーカーも早期の参入を目指している。BOEや天馬微電子は展示会で有機ELディスプレイを披露している。

今年4月からBOEの成都ラインでフレキシブルOLED量産とフォルダブルOLED生産準備のためのモジュール設備が発注されている。韓国の装置メーカーは、この発注を受けて装置を製作する予定。2018 年 1-3 月期の世界のテレビ用液晶パネル出荷量に関して、北京に本拠を置く中国最大手のパネルメーカー「BOE」が初めて首位に立ち、これまでトップ企業であった韓国のサムソン・ディスプレイを追い抜いた。 有機 EL パネルの製造は、これまで技術的に量産化が困難であったため、いち早く量産化に成功した韓国勢が高いシェアを握っている。 しかし、中国が国策として製造業の高度化を図ってきた結果、有機 EL の分野でも存在感を見せはじめており、IHS MARKIT は、中国のシェアが、2017 年の 5%から 2022 年には26%へ上昇すると予想している。

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[ 2019年09月20日 11:20 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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