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中国首相、文大統領に南北中の高速鉄道建設を提案

中国の李克強首相が昨年5月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、中朝国境の遼寧省丹東から北朝鮮を経てソウルまで続く高速鉄道の建設を打診していたことがわかった。

民主平和統一諮問会議のチョン・セヒョン副議長は26日、中国瀋陽で開催された第19期民主平和統一瀋陽協議会発足式の際、その前に行われた独立有功者子孫たちとの懇談会で「昨年5月、日本の東京で韓中日首脳会議が開催されたが、その席で李首相は文大統領に画期的な提案を行っていた」とした上で上記のように明らかにした。チョン氏は「当時はTHAAD(米国の高高度ミサイル防衛システム)問題で非常にギクシャクした雰囲気だったにもかかわらず、丹東からソウルまで続く高速鉄道の建設を提案してきた」と述べた。

これに対して文大統領がどう答えたかは伝えられていない。北朝鮮の核とミサイルによる制裁のため、高速鉄道を含む北朝鮮での鉄道建設は直ちに取りかかるのは難しい。韓国統一部(省に相当)の金錬鉄(キム・ヨンチョル)長官は27日、国会での質疑で「南北の鉄道連結は公共インフラに相当する。非商業的な公共インフラは国連の対北朝鮮制裁委員会による事前の承認を受ければ、例外的な措置として推進することができる」と答弁した。

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チョン氏は「昨年12月26日、開城で南北鉄道・道路連結および現代化着工式が行われた」とした上で「現代化とは京義線を現代化するということだが、現代化するのであれば、金がもう少しかかっても高速鉄道を建設すべきだ」との考えを示した。チョン氏はさらに「今年の3回目の米朝首脳会談で、北朝鮮の核問題解決に向けた道筋が示されれば、南北関係も一気に改善するだろう」「そうなれば最初に南北の鉄道と道路の連結・現代化の工事も始まると思う」と述べた。
http://www.chosunonline.com/

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去年5月に東京で開かれた韓日中首脳会談の際に、李首相が文大統領に画期的な提案をした、当時、サード(THAAD)問題で関係が悪化していたにも関わらず、中国は丹東からソウルまで高速道路を敷くことを提案したというが、THAAD問題があるが故の話だろう。李首相らしいと言える。 北韓の経済を発展させ、中国の東北三省振興計画と韓半島の経済発展をつなげる構想を描くためには、金剛山観光や開城工業団地と同じように、鉄道や道路の現代化も重要だという指摘だ。

確かに鉄道ありきが都市形成とつながり経済に追従する。駅とともに都市ができるほどに、そこに海外からの投資の可能性はある。しかし文氏には計画は口先だけで行動に弱い。また経済計画や金銭感覚も弱いだけに、彼には対応は無理だろう。となると中国が動き始める可能性が出て来る。トランプ大統領も動き始めるだろうが。


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[ 2019年09月28日 08:51 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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