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焼き肉から食用昆虫まで…人々の想像力を塗り替え続ける日本の自動販売機

中国メディア・新京報は10日、日本に存在する数々のユニークな自動販売機や、その発展の道のりについて紹介した。 記事は、「自動販売機といえば一般的に飲み物やスナック菓子を扱うものが多いが、日本ではそこで思いも寄らないごちそうも購入することができる」と説明。だし道楽の「だし自販機」、平沼商店の「焼肉のタレ自販機」、熊本県の風船専門店DISCOVER BALLOONの「昆虫食自動販売機」など、日本各地に見られる一風変わった自動販売機を紹介した。

その上で、最近の日本における自動販売機の種類に新たな動きがあったことに言及。今月に入って、牛丼チェーンの松屋がソーシャルゲーム大手・グリーの社内に世界初となる「牛丼自販機」を導入したことや、肉料理を扱う「肉の万世」が秋葉原のラジオガァデンのそばに「万かつサンド自販機」を設置したこと、さらに岐阜県のホルモン製造直売店「久蔵」が冷凍庫を用いたホルモンの自動販売を開始したことを報じた。

記事はまた、「バラエティー豊かな食品自動販売機が誕生する中、自動調理販売機の存在も忘れてはならない」と指摘。「レトロ販売機」とも称される自動調理販売機だが、記事は日本での運用状況について、「昭和40~50年代に登場し、かつては各地にうどんやハンバーガーの販売機が設置されていたが、老朽化などで次第に淘汰され、残っている台数は100台にも満たない。群馬県では『レトロ販売機保存委員会』という団体まで設立されている」などと紹介した。

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続いて、記事は全国清涼飲料連合会などが紹介している内容を基に自動販売機の歴史を紹介。それによると、自動販売機の原理は古代エジプトでも見られ、産業革命後の英国で実用化された。日本では1904年にポストの機能も備えた切手・ハガキの販売機が登場し、その後、戦後の経済成長を受けて自動販売機のニーズが急増した。さらに、瓶詰技術やペットボトルの普及などに伴い台数が増加していったという。近年ではコンビニ店舗の台頭などにより台数が減少しつつあるが、日本自動販売システム機械工業会のデータによると、17年末の時点でも日本には計427万1400台の自動販売機が設置されていたという。
https://www.recordchina.co.jp/

日本の人口一人当たりの飲料自販機設置台数は世界一。日本自動販売システム機械工業会の統計によれば、2016年の日本の飲料自販機の設置台数は、人口1.3億人に対し、247万4600台。 米国で約3.2億人に対して296万台、ヨーロッパ(EU)では7.4億人に対して約300万台が設置されている。 人口比を考慮すれば、日本は世界一の自販機大国となる。

実に便利ではあるが、問題点もある。必ずしも効率的な場所に設置されていない。相対的に売り上げの少ない場所にまで自販機を設置し、その補充やメンテナンス業務を行うことで労働効率の悪化を招く傾向がある。実際に、自販機パーマシン(1台当たりの自販機売上高)は、減少傾向にある。自販機の過剰な設置は、限られたエネルギー資源の浪費をもたらしてしまうことが指摘もある。

大手飲料メーカーの主な販路は、スーパー、コンビニ、自販機だ。そのなかで、自販機は、売上高の3~4割を占める。 自販機の場合、売り上げの約4割が飲料メーカーの取り分となる。これに対し、スーパーやコンビニの場合は、仕入れの時点で買い叩かれるため、飲料メーカーの利幅は非常に小さくなってしまう。 コカ・コーラ ウエスト社の場合、自販機での販売数量は全体の約3割であるが、粗利益の約7割を自販機部門が生み出している。

無駄な場所の設置は多いのだが、今後の改善では、人口低減の助け役が自動販売機ともいえるわけで、自動販売機だけのコンビニなども今後増加すると考える。

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[ 2019年11月13日 08:36 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
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