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韓国車の生産台数、10年ぶり400万台割れ…自動車産業の根本的な競争力が低下

韓国の自動車生産台数が今年はリーマン・ショック当時の2009年以来10年ぶりに400万台を割り込む可能性が高まった。400万台割れは輸出と国内販売がいずれも振るわなかったのが理由。韓国紙は「韓国の自動車産業の根本的な競争力が低下した」との専門家の見方を伝えた。

聯合ニュースなどが報じた韓国自動車産業協会のデータによると、今年1~10月の韓国の自動車メーカー5社の生産台数は326万6698台で、前年同期に比べ0.4%減少した。昨年(402万台)はぎりぎり400万台を超えたが、今年はこのままのペースで推移すると400万台割れが避けられそうにもない見通しだ。 5社の1~10月の販売台数(輸出と国内販売)も324万2340台で、前年同期比0.7%減少した。1~10月としては09年(278万5014台)以降で最も少ない。同期間の輸出台数は198万5632台で前年同期比0.3%減少し、これも09年(169万6279台)以降で最低となった。

400万台割れの背景として朝鮮日報は「韓国での生産の約80%を占めてきた現代・起亜自動車の中国、米国での販売が不振となる中、韓国GM、ルノーサムスン、双竜自動車のマイナー3社の危機が重なった結果だ」と報じた。

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現代・起亜自は中国での販売不振を挽回するため、攻撃的なマーケティングで国内や新興国での販売を伸ばした。その結果、現代・起亜自の年初来の販売台数はそれぞれ146万台、118万台で、それぞれ前年同期比4.5%、0.8%増えた。しかし、「現代・起亜自が国内での販売を増やしたことで、残る3社は厳しい状況に追い込まれた」という。
https://www.recordchina.co.jp/

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記事ではストライキの影響とも語っているが、すでに技術限界点であることのほうが大きい。 生産効率悪化も問題で、自国生産では我儘連中のサボりで、挙句に高給取りではなお問題だろう。さらに同じ車種で、中国企業の3倍の製造時間では話にならない。自国内需は益々縮小する。挙句に製造による品質低下で致命的なクレーム多発では大問題だ。外注先の指導の見直しも不可欠となる。

特にエンジン回りの部品加工技術レベルの低さは大問題と言える。製造に弱い韓国を浮き彫りにした形だ。今まではデザインが良ければほどほど売れていたが、品質問題や価格あるいはサービスと言った部分で、日本と比較にならないのでは、上位企業の競争から低下するしかない。また今後のエコ車と言う部分で、チャンスであるにもかかわらず、後れを取っているのはさらに致命的と言える。


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[ 2019年11月17日 08:25 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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