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「脱日本」の動きが加速?韓国がドイツと素材・部品事業協力を強化

2019年12月10日、韓国・ZD Net Koreaは「韓国とドイツが素材・部品産業での全方位的な協力を強化する」とし、「脱日本の動きが加速する」と伝えた。

記事によると、韓国の産業通商資源部の成允模(ソン・ユンモ)長官が10日にドイツを訪れ、アルトマイヤー経済エネルギー相と会談し、欧州最大の応用技術研究機関・フラウンホーファー研究機構とドイツ自動車工業会を訪問した。この訪問で、韓国とドイツは「韓独閣僚級産業協力チャンネルの新設」「技術開発」「事業化」「ビジネス」で戦力的な協力を強化することを決めたという。

記事は「ドイツ政府は韓国が提案した戦略企画型共同研究事業への前向きな参与意思を示した」とし、韓国の電子部品研究院とフラウンホーファー研究機構が素材・部品協力業務協約を締結し、2020年からディスプレイ分野のR&D課題を本格的に進めることを決めたと伝えている。量子ドット技術開発と、日本製品が独占している蛍光体素材の代替技術開発を進める方針だという。

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韓国のネットユーザーからは「今の状況が、長期的には『災い転じて福となす』の契機となりますように。必ずそうなると信じているよ。大韓民国ファイト!」「ドイツと日本では天と地ほどの差がある」「日本なしでは国が滅びる、韓国は死んでしまうと騒いでいたメディアとネットユーザーたちはどこへ?」「韓国の内需が弱い理由は、日本に頼ってきたものが多く、カネが全て日本に流れていったからだという。国産だと思って買っても、インセンティブ40~50%が日本に行ってしまう」「部品の供給だけで終わるのではなく、今後の技術移転や開発にも力を入れてくれ」などのコメントが寄せられている。
https://www.recordchina.co.jp/

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日本がホワイト国から韓国を除外したことに関連し、部品・素材の国産化をドイツ企業が積極的に支援するという話がある。また同時に、日本の輸出規制などに効率的に対処するためには輸入先多角化と国産化は分離して考えるべきとの指摘もある。一方、ドイツのフォルクスワーゲングループやダイムラーグループなど自動車企業が韓国産部品の購買を増やしているとし、BMWグループだけを見ても460余りの韓国企業を通じてこれまで計34兆ウォン(約3兆円)の韓国産部品を購入している。

韓国製品が技術的には中国を、価格競争力では日本を上回っている事もあり、韓国産業技術振興院と独ノルトライン・ヴェストファーレン州経済振興公社など関係機関は、ドイツで「韓・ドイツ素材・部品技術協力センター」設立のための了解覚書(MOU)を締結した。センターはNRW州のアーヘンに設置され、2020年上半期から運営を始めるとの事。日本の対韓輸出規制強化を機に素材部品産業の多角化と自立化が重要になり、政府は素材部品産業に関連する基幹技術を有するドイツの研究機関と韓国企業間の技術協力パートナーシップが形成されるように、ドイツ現地への支援拠点構築を推進してきた。


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[ 2019年12月12日 08:31 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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