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金正恩氏「沈黙」の理由、経済事業頓挫に追い打ちをかけたもの

昨年12月初旬、米国との非核化交渉の期限を「年末」と一方的に決め、新たなミサイル実験実施などの「クリスマスプレゼント」を示唆してきた北朝鮮だが、目立った「挑発行為」もないままだ。 金正恩・朝鮮労働党委員長の動静を伝える映像などの放映もめっきり減った。

金総書記は2008年8月、脳卒中で倒れたが、その直後、北朝鮮と中国がやり取りした金総書記の脳のCTスキャン写真をハッキングして入手。糖尿病や心疾患などの既往症と重ね合わせ、「余命3~5年」と診断を下していた。 米韓は特に、金総書記にストレスをかける発言や情報を時に意識的に流したという。その効果ははっきりしないとはいえ、金総書記は日米韓の診断通り、2011年12月に死去した。 これに対し、金正恩氏の場合、痛風などの既往症についての情報はあるものの、金総書記と同じような医学的根拠になり得る情報を得るまでには至っていない。

目立った動きといえば、1月25日に李雪主夫人や叔母の金敬姫氏らとともに旧正月の記念公演を観覧したぐらい。その後は、「正恩氏が外国首脳に祝電を送った」「外国首脳が正恩氏に贈り物をささげた」と、本人の動静抜きで伝える消息ばかりだ。

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状況の深刻さをうかがわせるのは、この地区の開発を任されたのが朝鮮人民軍であることだ。北朝鮮で最も優遇され、外貨も豊富であるとされてきた軍が、最高指導者が何度も足を運んで厳命した工事を完遂できない状態だ。元山葛麻海岸観光地区内にある北朝鮮軍人の宿舎だが、工事を完遂できず軍のメンツは丸つぶれだし、逆に軍ですら外貨不足が深刻だ。平壌でも、金正恩氏の肝いりで18年7月にオープンした、北朝鮮の高所得者や外国人観光客を狙った大同江水産物食堂が毎日営業できない状況に追い込まれている。
https://diamond.jp/articles/-/229354

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現在の北朝鮮は韓国からの瀬取りも大きく減少し、さらに他国との瀬取りも日韓貿易で止められた状態で、韓国政府負債は拡大し、北朝鮮は物資が届かず制裁により、厳しい状態となっている。挙句に新型コロナウイルスの影響を受けており、中国からの物資も止まったことで、動きは取れない状態である。従って厄介なのは、文大統領はこのことを政治利用し統一加速に向けて動き出す可能性が高い。

当然弱ってきた北朝鮮にとっては、選択肢は限られるわけで、一時的でも統一に動く可能性がある。ウイルスが終息するにしたがって、韓中で中国へ寄り添い、米国軍排除で、日米から離脱する可能性もある。中国経済次第と言う部分もあるが、文氏にとっては最後のチャンスともいえる。安倍首相は十分に警戒するべきで、新型ウイルス対応不足と消費税を上げた事での国民の反発は大きいが、安倍首相にとっても正念場と言える。


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[ 2020年02月21日 09:27 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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