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文大統領「韓米通貨スワップ、国内の外国為替市場安定化に大きな助け」

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、韓米間の通貨スワップ協定が締結されたことを巡り「国内の外国為替市場の安定化に多いに役立つだろう」と評価した。文大統領はこの日、SNSに掲載したコメントを通じて「第1回非常経済会議を開き、前例のない民生・金融安定政策を発表した日に聞こえてきたうれしい便り」と明らかにした。

韓国銀行と米連邦準備制度理事会(FRB))は前日600億ドル(約6億6000万円)規模の通貨スワップ協定を締結した。契約期間はこの日から最小6カ月(2020年9月19日)で、韓銀はFRBから韓国ウォンを担保として最大600億ドル内でドル資金を調達できるようになった。 文大統領はSNSで「国際共助を主導していた韓国銀行、またこれを積極的に支援して国内共助に乗り出した企画財政部を激励する」としながら「非常な時期に『経済中央対策本部』の使命感が成し遂げた結実」と強調した。

続いて「韓国銀行はこれまで中央銀行としての独立性と専門性を基に、様々な経済状況に責任を持って対応して地位を強化してきたが、今回の成果もその結果だと見る」とし「ご苦労様」と激励の言葉をかけた。

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文大統領は「通貨当局と財政当局の共助で実現した今回の成果に、国民が心強さを感じている」としながら「機軸通貨国としてリーダーシップを発揮してくれた米国にも謝意を表する」と少なかった。あわせて「政府は外国為替市場の安定化に続き、債権市場と株式市場の安定化のためにも強力な対策を建てていく」と付け加えた。
https://japanese.joins.com/JArticle/263929

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日本部材への依存度を低下させて、自国内需を拡大するという発想は悪くはない。ただ過去の事例から成功したことが無い。日韓貿易収支を見ても、日本の貿易収支はばらつき範囲内で、大きく低下しているわけではない。という事は韓国独自に部材を調達できているというわけではない。韓国の中小企業では。設備も規模も小さいので、品質とコストが合わずに諦めるだろう。勿論試作レベルは過去にも何度も実施している。従って量産となると話は別となる。

一方、世界のドル不足で、韓国にも600億ドルの通貨スワップとして米国がドルを貸し出した。しかしすでに莫大なウォンが売られているわけで、600億ドルでは足りないだろう。韓国の外貨準備高はあてにならない。流動性の高い資金が大きく不足しているためだ。他国とのスワップ協定においても、ドル補填は限定的だろう。特に中国などは解らない。

為替安定のために世界規模で見れば、米国が貸し出したドル量で為替は今よりは安定に近づくだろう。しかし米国経済も大低迷なわけで、正常になるまでどれだけの期間がかかるかは不透明。まして韓国のウォン安が緩和されるかは、自国の新型コロナウイルス終息との駆け引きとなる。


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[ 2020年03月21日 08:18 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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