韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  韓米通貨スワップ「効果」…市場ひとまず落ち着き取り戻す

韓米通貨スワップ「効果」…市場ひとまず落ち着き取り戻す

新型コロナウイルスの恐怖に揺らいでいた韓国金融市場が20日、米国との通貨交換(スワップ)協定締結のニュースで久しぶりに強気相場となった。

韓国をはじめ9カ国と通貨スワップを締結した米連邦準備制度理事会(FRB)の緊急処方のおかげで、同日は世界の金融市場の不安がやや落ち着いたが、世界的な「ドル・ラッシュ」(ドル買い)現象が解消されず、「不安な息抜き」との指摘もある。米国は、新型コロナウイルス感染拡大による経済的な影響を減らすため、ゼロ金利・量的緩和・災害支援金支給に続き、通貨スワップ締結まで行い、2008年の世界金融危機時に使ったすべての切り札を総動員する模様だ。

20日のソウル証券市場で、韓国総合株価指数(KOSPI)は7.4%急騰の1566.1で取引を終え、前日の株式市場の暴落で崩れた1500台を回復した。コスダック(KOSDAQ)は9.2%上がり467.7で取引を終えた。ウォン安だったウォン対ドル相場は、前日比39.2ウォン高1246.5ウォンだった。新型コロナウイルスに対する危機感でこの1週間ずっと下降傾向にあった欧州主要国の証券市場も、同日の寄り付き後は前日比で約4-5%上がった。

スポンサードリンク
通貨スワップ市場はひとまず回復傾向を見せたが、ドル暴走がこのまま終わるだろうという見通しは多くない。新型コロナウイルスが招いた恐怖は市場にドルを注入するからと言って解決できないからだ。英紙フィナンシャル・タイムズは「新型コロナウイルスで経済活動が中断され、融資利子や賃金などを支払うには、何よりも現金、その中でも最も安全なドルから確保しなければならない、という危機感がドル買いにつながっているところだ」と伝えた。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/21/2020032180005.html

2020-03-15-k002.jpg

現在の韓国経済の状況は、文在寅政権の経済政策の失敗のお陰で、1997年のIMF危機当時より深刻だ。韓国政府の税金投入で維持した経済成長率も、今回の新型コロナによる世界的な混乱により、韓国の経常収支は急激に悪化している。韓国から資金流出が起きるのは、短期対外債務(1年以内に満期が到来する債務)比率が約34%と2015年以降で最も高い水準にある。1997年の通貨危機当時も短期対外債務の割合が上がり、日系資金の流出が始まり、その後多くの外国人投資家が一気に資金を回収し韓国の通貨危機が始まった。

新型コロナによるダメージは、大手企業よりも自営業者や中小企業に致命傷を負わせることになる。韓国経済は、もともと17年9月を頂点として下降局面を継続していた。政府の「所得主導成長政策」が消費と投資を抑え込んでしまっているのが要因だ。韓国では就業者に占める自営業者(特に零細自営業者)とその家族の割合が高く、全就業者の25%を占めている。文政権の所得主導成長政策が始まってから、自営業者の廃業は急増し、18年には100万人を超えた模様である。これに追い打ちをかけるのが、新型コロナウイルスである。

文在寅大統領は、17日の閣議で「未曽有の非常経済時局」と述べた。新型コロナによるダメージだけならまだ生き延びる余地はあったかもしれない。だが、それに耐えうるだけの体力は、文在寅大統領の経済政策により奪われた。それが事態をより深刻化させている。

関連記事

[ 2020年03月21日 09:43 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
月別アーカイブ
サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp