韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  力出せない金と円…パーフェクトストームで信じられるのはドルしかない

力出せない金と円…パーフェクトストームで信じられるのはドルしかない

連日株価が急落し12年ぶりに核爆弾級の金融危機が再臨した。新型肺炎の影響だ。今回の危機は2008年の金融危機とは明確に差別化される現象がある。安全資産の不在だ。代表的安全資産としてはドルと円、金、そして米国債が挙げられる。金融市場に危機が迫るたびにこれら資産は「投資資金の逃避先」として活用された。

3日に米連邦準備制度理事会(FRB)が初めて大幅利下げを断行してから9日まではこうした公式がだいたい当てはまっていた。金価格は上がり円の価値もやはり上昇した。米国債10年物利回りもやはり1%から0.57%まで下落し価格が大幅に上昇した。ただ主要通貨に対するドル価値指標であるドルインデックスは金利引き下げの余波でむしろ下落した。ここまでは概ね金融危機当時の状況と似ていた。 現地時間10日からこれらすべてが反転した。株価は引き続き急落を繰り返す中でドルは上昇し残りの安全資産である、金、円、米国債価格は急落し始めた。まるで約束でもしていたかのような一糸不乱な反転だった。

いったい2日間に何があってこうした反転が起きたのだろうか。いくつかの推論が可能だ。最初に、9日にS&P500が7.6%下落しピークからの下げ幅が19%に達した。これに伴い一部機関投資家の損失限度にともなう売り物が市場に出現した後に変動性が極度に拡大し始めた。翌日から予想最大損失額(VaR)を超過した機関投資家が10日から無差別に危険資産の処分に出た可能性がある。10年物に比べ30年物の利回りがさらに大きく上がったことがこれを反証する。ヘッジファンドもやはり投資家の回収要求に対応するため自分たちのポートフォリオを整理してみたら株式のような危険資産だけでなく安全資産まで処分する状況に直面した可能性もある。マージンコール(証拠金補充)を受けた機関投資家が担保として提供した国債は強制的に売られたかも知れない。

スポンサードリンク
2番目に疑われるのは米国での感染者急増だ。感染者が1000人を超えた日が10日だ。公式的には新型肺炎に対するリアルタイム状況を提供するジョーンズホプキンス大学が11日午前10時に米国の感染者数が1000人を超えたとしたが、ウォール街ではすでにその前日にこれを把握していた可能性が大きい。これにより一種の「ビッグフィギュアエフェクト」により新型肺炎が今後米国の産業界に広がる影響に対し本格的な警戒心が反映されたものとみられる。
https://japanese.joins.com/JArticle/264035

日本の場合、日本政府が主体的に財政均衡策や金融緩和策が出来る。ところが韓国の場合、米国FRBや海外での景気動向に左右され、自国の影響力に乏しい。国家の金融力が無いわけで、負担を担う官民金融機関が無いことを意味する。韓国が外国人投資家を抱え込むには韓国国債の金利を上げるのが早い。それは利払い負担の上昇を意味する。この利払いが政府予算を更に圧迫し、しかも一度でも支払えなくなればデフォルトになる。

韓国の場合は国債の約半分が外国人である。日本は逆で国内消費率が高く、90%以上が日本人。万が一のときにも、国内金融機関相手なので政治的にコントロールすることも可能だ。日銀がこれほど多額の国債を保有する以前から、日本は民間銀行が多額の日本国債を保有している。 

韓国は違う。外債もしくは外国人保有の場合、韓国経済が失速し、韓国国内に多額の債務があり、今回のような新型コロナウイルス感染拡大で大低迷となると、韓国の経済懸念があり、韓国国債を売却し始めると、金利は上がり資本は抜かれるという致命的な状態に陥る。この抜かれた分は日本で言う 「赤字国債」 であるから資金不足で、政府がショートする。従って、外債の利払い償還費用が捻出できなくなる。

さらに韓国が通貨スワップと騒ぎ出す場合、まずは外国にスワップを発動させてくれという事自体が異常である。なので外国にスワップの形で泣きついた場合、事実上の不渡りとみなされる。たとえ乗り切ったとしても、国の信頼が損なわれる。

関連記事

[ 2020年03月24日 12:50 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp