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韓国の外貨準備高 約90億ドル減=リーマン・ショック以来の下げ幅

韓国銀行(中央銀行)が3日に発表した3月末の外貨準備高は4002億1000万ドル(約43兆円)で、前月比89億6000万ドル減少した。2018年5月以来の低水準。下げ幅はリーマン・ショックが起こった2008年の11月(マイナス117億5000万ドル)以来、最大となった。

韓国銀行は、当局による外国為替市場の安定化措置や、ドル高の影響でドル以外の外貨建て資産のドル換算額が目減りしたと説明した。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、先月は基軸通貨ドルの需要が世界各地で一気に高まった。

内訳をみると、有価証券が3576億ドルで、前月比136億2000万ドル減少。預金は317億2000万ドルで、46億2000万ドル増えた。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は4000万ドル増の33億2000万ドル。IMFリザーブポジションは1000万ドル減の27億8000万ドル。金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。

韓国の外貨準備高は2月末現在、世界9番目の規模だ。1位は中国(3兆1067億ドル)、2位は日本(1兆3590億ドル)、3位はスイス(8550億ドル)だった。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/04/03/2020040380002.html

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2018年に中央日報は、韓国が通貨危機に陥った場合、外貨保有額が約1200億ドル(約12兆7000億円)不足すると推算していると報じている。また、「国内居住者の資本流出と海外韓国法人の現地金融のうち短期償還分、市場安定化のための韓国銀行による外国為替市場介入分などを考慮すると、不足額はさらに増えるだろう」と分析したと伝えている。

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なので2018年当時で、米国が年内に利上げに踏み切った場合、第3の金融危機が発生する可能性がある。これを防ぐためには米国および日本との通貨スワップが必要だと報じているわけで、外貨準備高が4000億ドルを超えている韓国とは考えにくい。そもそも自国政府は国家予算の半分が外責である。と同時に韓国通貨危機以降為替介入をしているわけで、ウォン高対応に必至な状態である。もっとも外貨準備高が莫大なら、日韓スワップだの韓米スワップだのと大騒ぎする事もない。

国家予算が年間40兆円の前後の韓国である。そのうちざっくり半分が海外投資家からの借金と考えれば、毎年必ず積みあがるわけで、4000億ドルが事実とすれば40兆円近い外貨準備を維持していることになる。海外から入る金が無い韓国が、毎年国家予算の半分を工面できるわけが無いわけで、為替介入の実施のみならず、外責を考慮しても、今の韓国の外貨準備高は信用するに値しない。

大半が不良債権と言う話もある。いずれにしてもどれが真実かは不明だが、通貨スワップと騒ぐ韓国政府に自国通貨危機を回避するすべはない。


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[ 2020年04月03日 09:36 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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