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もがく韓国自動車メーカー、資産売却に閉店

中国メディアの中国汽車報網は15日、新型コロナウイルスの影響下で韓国の自動車メーカーが「もがき、二の足を踏んでいる」とする記事を掲載した。記事は、韓国産業通商資源部が11日に発表したデータとして、韓国の5月の自動車輸出は前年同月比57.6%減の9万5400台だったと紹介。月の輸出台数が10万台を切るのはおよそ17年ぶりと指摘した上で、「各社は資産売却や閉店などの措置で資金調達、コスト削減を図り、コロナ危機を乗り越えようとしている」と伝えた。

記事によると、産業チェーンの長さや分業の高度なグローバル化、輸出依存などが韓国自動車産業の特徴という。「それゆえ、感染流行下で何度も部品の供給中断や操業停止が起きた」と述べる記事は、主要輸出先の欧米市場で需要の大幅な落ち込みが見られたことに言及。「過去数カ月、欧米では政府による感染対策のため自動車需要が大きく減り、完成車メーカーでも広範囲の操業停止が発生した」と説明し、欧米のこうした動きによって韓国の自動車メーカーの輸出向け生産ラインに影響が生じただけでなく、部品メーカーの受注も「直滑降」となったと指摘した。

韓国の5月の輸出額は全体で前年同月比23.7%減だったが、自動車は約54%、自動車部品は約67%とそれぞれ急激に減っており、業界のこうした状況について産業通商資源部は「主なターゲット市場のディーラーは続々と営業を再開しているが4月の需要急減で在庫がかさみ、5月の輸出減少に至った」と説明しているという。

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記事は、韓国国内の5月の新車販売台数が前年同月から9.7%伸びた点や、「6月の輸出台数は10万台の水準に回復するだろう」との声が聞かれたことを示す一方、「全ての自動車メーカーが現代自動車グループのような財力を備えているわけではない。双竜自動車、韓国GM、ルノーサムスン自動車などは融資について方法を検討中だが、売却できる資産は全部売るという選択もあり得る」と説明。双竜自動車については「財務状況は楽観視できず、親会社は感染爆発後に出資を取り止めた。非核心的資産を売る方法で資金を調達せざるを得なかった」と述べ、例として釜山の物流センターなどを挙げた。
https://www.recordchina.co.jp/b814109-s0-c20-d0063.html

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韓国自動車産業協会が発表した自動車産業統計では、2019年の国内生産台数は前年比1.9%減、国内販売台数(輸入車を除く)は0.9%減、輸出台数は2.0%減、海外生産台数は4.3%減。韓国の産業通商資源部は、国内のルノーサムスンの受託生産の減少、韓国GM(のストライキによる生産停滞、国内生産ラインの調整などにより、1.9%減の395万614台と伝えている。

また今年5月、ルノーS.自動車メーカーはまた、5月の週末に残業を一時停止した。欧州からの部品調達のトラブルによる生産停止。釜山工場の閉鎖は、5月10日に組立ラインを再開してから1週間も経たないうちに実施された。工場は4月30日から閉鎖されている。これにより、自動車メーカーは5月の11日間、韓国で通常の月の半分の工場を稼働となった。

記事では双竜自動車、韓国GM、ルノーサムスン自動車などは融資について方法を検討中とし、売却できる資産は全部売るという選択もあるとしている。日産の撤退でトヨタの動向が気になるが、トヨタが撤退すれば、日本の自動車産業は韓国の自動車産業への技術伝授もなくなり、単に真似する事すら難しい。まして日本の中小企業への部品発注も反日政策で、おそらく無理だろう。合弁会社からの日本への部品納入も、日本の国内回避で韓国から輸入する事も次第になくなると見る。


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[ 2020年06月17日 08:09 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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