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韓国・仁川、家庭の水道から「赤い水」騒動の次は「虫」が相次ぐ

2020年7月14日、韓国・聯合ニュースは、韓国・仁川市西区一帯で水道水から相次ぎ虫が検出され、市が約2万8000世帯に飲用しないよう呼び掛けていると伝えた。記事によると、西区の住民が集まるネット上のカフェに、蛇口やシャワーに設置したフィルターの中から何かの幼虫が見つかったとの内容が、写真や動画と共に相次ぎ書き込まれている。

最初の書き込みは11日で、貯水タンクではなく直接水道水が供給される集合住宅の居住者がほとんどだという。書き込みを見て不安に思い、自宅の水道を確認したら虫が見つかったケースも多いといい、住民らは「不安で水道水を使うのをやめ、浄水器も使っていない」「ミネラルウォーターで子どもたちの体を洗った」などと話している。地域の幼稚園、小中高校など39カ所では14日から、給食と水道水の飲用を中止しているという。

仁川市上水道事業本部西部水道事業所にも、9日から13日夜までに「水道水の中に虫がいる」という苦情が12件寄せられている。夏に気温が上昇するとシンクなどにたまった水に発生する類の虫ではないかと推定されているが、明確な原因は把握できていないという。現在、仁川市上水道事業本部、韓国水資源公社、漢江(ハンガン)流域環境庁などが原因の分析に当たっている。この仁川市西区一帯では昨年5月、蛇口から赤い水が出て問題となった。赤い水の原因は、水系を転換する際に既存の管路の水圧を無理に上げて水道管内部の沈殿物が各家庭に流れていったためで、26万1000世帯、63万5000人が被害を受けたと推計された。

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この記事に、韓国のネットユーザーからは「水道水から虫だなんて。原因をきちんと突き止めてほしい」「地面に虫が落ちていてもギョッとするのに」「老朽化した水道管から虫が出たケースが多いみたいだけど。調査と管理をしっかりやってほしい」「仁川だけのことかな?。でも、仁川は問題が多いね。不安だ」「赤い水の騒動から1年もたたずにこの騒ぎ」「市長は何をやっているのか」など、不安の声が殺到している。
https://www.recordchina.co.jp/b820976-s0-c30-d0144.html

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韓国民は、水道水に対して不信感を持っている。水道水を飲用として利用している人は1%以下と極めて低い。水道水をまったく口に含んだことがない人は20%にのぼるといわれる。原因は水道管が老朽化し、インフラ工事が進んでいない事にある。その他ガスパイプを含めて、地下空洞化問題もあり、すべて交換するには天文学的金額となる。また時間もかかる。

そもそも財閥企業と地方政府との連携が逆に老朽化問題への対応を遅らしているだけでなく、金銭的に赤字のまま放置されている状態だ。地方債務は大赤字のままであるから、計画が無いままインフラ事業が進まないために、様々な危険が潜んでいる。


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[ 2020年07月17日 10:56 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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