韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国社会 >  飲み水も心配な韓国

飲み水も心配な韓国

水道水から生きている幼虫が発見されたという住民の通報が、仁川市だけでなく、ソウル市・京畿道・釜山市・忠清北道清州市などでも相次ぎ、水道水への不安が全国的に広がっている。

 20日午後8時現在、全国で水道水から幼虫が発見されたという通報は合計734件あった。9日から苦情が寄せられ始めた仁川市が626件で最も多く、京畿道坡州市・京畿道安養市・京畿道竜仁市(94件)、釜山市(11件)、ソウル市(3件)などとなっている。このほかに忠清北道清州市でも通報があったが、同市の調査の結果、幼虫は発見されなかった。仁川市の場合、通報件数の27%(166件)がユスリカの幼虫であることが確認された。釜山市は11件のうち4件が幼虫だった。ソウル市では中区と中浪区の2カ所で虫を採集して分析した結果、浄水場や水道管を通じて流入した可能性は低いとソウル市上水道事業本部が同日、明らかにした。

このように、全国で幼虫発見の通報が相次いでいるが、同日まで浄水場から家庭への水道で幼虫が出てきたケースは仁川市のみだった。そのほかはマンション貯水槽、家庭用の水タンクや排水などから幼虫が入り込んだ可能性が高いと推定される。 しかし、水道水から生きている虫が出てきたという目撃談が広がるにつれ、昨年仁川市で起こった「赤い水道水」問題に続き、政府や自治体の水道水管理システムに対する不信感が募っている。丁世均(チョン・セギュン)首相は同日、趙明来(チョ・ミョンレ)環境部長官に全国の浄水場484カ所の緊急点検を指示した。

スポンサードリンク


丁世均首相は趙明来長官に「環境部が主管して、仁川市など自治体・機関と協力し迅速に原因調査を実施し、進ちょく状況を国民に知らせ、不安が膨らまないように措置してほしい」と注文した。
https://news.livedoor.com/article/detail/18606784/

2020-07-21-k005.jpg

韓国の水道水は、飲むことも可能。ただし、一部ホテルなどでは推奨していないことがあり、万一の場合に備えて避けるのが良いといわれる。韓国では食堂はもちろん、ホテルや銀行、公共施設等、日本より多くの場所にウォーターサーバーが設置されている。無料で利用できるので、旅行中の水分補給に活用するように伝えている。ホテルの部屋で、お茶やカップラーメン用にお湯を沸かす場合も、水道水を使うことが可能だが、しかし、心配な場合はホテルに備え付けられている浄水器やサービスのミネラルウォーターなどを利用するのがよいとしている。

仁川で「水道水の幼虫」関連の届出が100件以上寄せられた中、最初の届け出があった西区以外に富平・桂陽でも苦情が相次ぎ、幼虫問題の原因究明が難航している。また坡州市、雲井新都市のあるマンションの洗面台でも幼虫が発見されて関係機関が調査を始めている。坡州市は該当幼虫が仁川などで発見されたヌカカのように浄水場などから入ったものかどうか調査中だ。仁川では9日、幼虫通報が入ってきて以降今まで140件以上の推定事例が確認された。また老朽が激しいこともあり、基本的問題は多岐にわたりそうだ。


関連記事

[ 2020年07月21日 09:34 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(1)
ウォーターサーバーの水自体が信用できない
[ 2020/07/22 03:32 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp