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輸出規制が促した韓国の半導体素材「国産化」

日本では韓国企業がダメージを受けるという見方が多くあった。輸出管理強化後の動きを、まずはデータで確認してみたい。日本側が包括許可から個別許可に切り替えた品目のうち、フォトレジストとフッ化水素の韓国の対日輸入額を見てみる。

フォトレジストの中で個別許可の対象になったのは微細化に必要なEUV(極端紫外線)向けだが、統計上は区別されない。19年前半のフォトレジストの輸入額は3000万ドル前後で推移していたが、7月の輸出管理強化の直前に駆け込み需要が発生して5000万ドルまで増加した。その後、いったんは2000万ドル超にまで減少したが、同年8月に最初の輸出許可が下り、12月に日韓の特定企業同士の取引に限り、最長3年間の許可を一括して得られるようになったため、現在では措置前の3000万ドル水準に戻ってきている。

フォトレジストに関しては、日本企業への依存が依然として続いていると言えるが、注意したいのは「脱日本」の動きが見られることだ。1つは、サムスン電子が、日本企業であるJSRとベルギー企業との合弁会社からの調達を増やしたことが挙げられる。もう1つは、アメリカからの輸入先だったデュポンが2020年1月、韓国でEUV向けフォトレジストを生産する計画を発表した点が注目される。顧客の近くで生産することでシェアを増やす狙いがあると思う。こうした状況下、シェアを奪われないために、東京応化工業が最近、仁川工場でEUV向けフォトレジストの量産を開始した。

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韓国にとってフッ化水素の輸入先は、中国が1位、日本が2位だ。半導体製造には500以上もの工程があり、その中でフッ化水素を使用する工程は10%程度を占める。工程ごとに使用する純度が違っており、超高純度のものの多くは日本から輸入していた。日本ではステラケミファと森田化学工業が主要メーカーだ。韓国の輸入額は、輸出管理強化前は月600万~750万ドル規模で推移していたが、規制が本格化した8月以降は100万ドルを切り、現在でも100万ドル前後で推移している。日本企業には輸出許可が19年末に下りたにもかかわらず、フォトレジストとは対照的に、元の水準には到底及ばないレベルだ。
https://toyokeizai.net/articles/-/365754

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昨年、日本による対韓輸出規制により、サムスン電子、SKハイニックスなどの韓国の大手企業は日本製素材にそのほとんどを依存していたため、中国や台湾、ヨーロッパなどの他の地域からの迂回輸入や韓国製の代替材の開発などを行なった。しかし、フォトレジストとともに3大輸出規制品目であったフッ化水素は依然として規制対象は維持され、日本からの輸入が大きく減少した。一方で韓国に進出した企業や、日本との合弁会社からの輸入に切り替えた韓国企業は、日本からの輸入では無い経路を活用している。

この状態で日本依存から脱皮したかと言うと、海外の日本企業合弁会社からの輸入であるから、すべて韓国内技術で対応したとは言えない。今後の内需拡大政策にかかっているが、技術的には無理だろう。途中でコストが合わず諦めるのが常。過去には事故多発で結局は進出している日本企業から技術伝授の途中と言うのが現状だ。ただ部材や化学物質の日本企業も新たな輸出先を早急に模索し、韓国依存の低下を補う必要があるわけで、重い腰を上げるときでもある。

何時国家破綻になりかねない韓国との貿易は危険である。サムスンは米国企業となっても、貿易が維持されるかは不透明だ。日本企業も日韓貿易を考えるときに来たと言える。

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[ 2020年07月30日 08:52 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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