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豪華なデザインで「感性を刺激」、ジェネシスが4ヶ月連続で1万台販売

現代(ヒョンデ)自動車の高級車ブランド「ジェネシス」の勢いが激しい。この四ヶ月連続で月間販売台数が1万台を超え、今年は10万台の大台の突破が確実とみられる。わずか4つのモデルを販売している高級車ブランドが、輸入車1位のメルセデス・ベンツ(販売車種は10種類以上)はもとより、韓国GM、ルノー三星(サムスン)よりも多くの車を売っている。デザインと性能が改善したことで高級ブランドというイメージが定着したのに比べ、輸入車の希少性は低下し、それと同時に国内消費のレベルが上がったことで可能になったいわゆる「ジェネシス効果」だ。

13日、現代自によると、ジェネシスは先月、国内で1万1119台を売って、今年の累積販売台数が6万5台を記録した。ジェネシスは今年1月、初のスポーツ用多目的車(SUV)・GV80を発売したのに続き、3月は主力セダンであるG80の第3世代の新型モデルを7年ぶりに新たに出した。両モデルの販売が本格化した4月から、ジェネシスは毎月1万台以上を販売している。月間最大の1万3315台が売れた6月は、G80が7905台、GV80が3728台★売れた。年末まで毎月8000台のみ売れば10万台の販売は可能となり、ジェネシスは今年、ブランド史上初の10万台以上の国内販売が確実とみられる。

このような突風には、最近発売された二つの車両のデザインが大きな影響を及ぼしたという評価がある。特有の盾形のラジエーターグリルを前面に出したことで、洗練して重みのある外観でジェネシスの主要顧客層である40代以上の感性を成功的に攻略したという評価だ。現代デザインセンターのイ・サンヨプ・センター長(専務)は、「現代自とはデザインの方向性を明確に区別した」とし、「G80の場合、ダイナミックでありながらエレガントなデザインを通じて、高級セダンらしい高級感を五感で感じることができるように設計した」と語った。

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現代自の内部では、ジェネシスブランドが定着したことで、輸入車はプレミアム車、国産車は大衆車という認識も相当崩れたと見ている。国内での輸入車の販売が、10年前の10万台から5年前は25万台に急増したことで、輸入車の希少性が落ち、ジェネシスがその隙間を適切に付け込んだという分析が出ている。実際、現代自は、輸入車からジェネシスのような国産車へと乗り換える顧客の割合が、2018年の20%台から昨年は30%台まで上昇し、今年は40%に達すると見ている。
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だからと言って現代自が好調になるという意味ではない。せめて国内程度は売れないこと困るだろう。記事では、国民の所得水準と車に対する目線が高くなったことも、ジェネシス突風の理由に挙げられるとしているが、そうでは無いだろう。そもそも大低迷下の状態である。韓国内の輸入車となる日本車が減少した結果ともいえる。今後、海外市場での存在感をどこまで高めるかがカギとなっていると締めくくっているが、現実は無理。すでに低迷下にある現代自は、品質と言う大きな問題を抱えており、対応策が無い。いつまでもデザインにこだわったところで、製造技術は改善しない。

唯一韓国内工場が多い企業だが、現代自も海外活動を拠点化し始めている。稼働率が悪い韓国内の工場では利益は出せないわけで、今後は外資率が上昇し、拠点は海外へと移行することになる。従って韓国内需は縮小せざる負えない。


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[ 2020年08月14日 10:49 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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