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韓国の主要企業の工場稼働率、軒並み低下

2020年8月18日、韓国・ニュース1によると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でサムスン電子や現代自動車、LG電子など、韓国内の主要企業の工場稼働率が、今年上半期に大幅に落ち込んだことが分かった。サムスン電子の今年上半期のテレビの生産台数は1883万2000台で、工場稼働率は80.5%だった。前年の97.5%から約17%下落した。スマートフォンの生産台数は、生産能力の66.8%である1億693万7000台にとどまった。

現代自動車の稼働率も新型コロナのパンデミック(世界的大流行)に伴うシャットダウンと世界的な景気低迷などの影響で大幅に落ち込んだ。昨年末には102%だった国内工場の稼働率は、今年上半期は86.8%に低下した。海外工場はさらに状況が深刻で、米国工場では、昨年末に91%だった稼働率が、今年上半期は54.8%に急落した。 LG電子もやはり稼働率が低下。昨年106.9%の稼働率だった冷蔵庫の生産工場は、今年上半期は89.3%に下落した。洗濯機、エアコン、テレビの生産工場の稼働率も低下した。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「今後大量の失業者が出て、消費鈍化が続くのだろう」「中小の製造業はどうなるんだ?」などと懸念が出る一方、「コロナの感染拡大前から韓国の経済は落ち込んでいた」「上半期が悪いことは誰もがわかっていたこと」「コロナによる経済的損失は他国はもっと深刻だ」「景気低迷は世界的に起きている。誰かのせいにしないで、励ましあって困難な時期を乗り越えよう」などと冷静に受け止める声が多く上がっている。

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財界関係者は「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う景気低迷と消費者心理の委縮などで、上半期の主要企業の生産実績は悪化した。最近、感染の第2波の兆しがあり、下半期に改善させることは容易ではないと思われる」と話した。
https://www.recordchina.co.jp/b829058-s0-c20-d0155.html

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近年の韓国経済成長率低下には、経済の成熟化や少子高齢化なども影響しているが、中国の構造改革を進めながら安定成長をめざすという考えに伴い、中国経済が減速したことにより、新興国経済の成長鈍化と世界的な貿易停滞などが生じ、輸出が低迷するようになったことが大きく影響している。2000年代にみられたような輸出主導型成長が機能しなくなったという意味。 韓国の対中輸出額が2000年代前半に急増したのと対照的に、2014年以降3年連続で減少している。中国の成長減速以外に、中国における国産化の進展や中国経済の構造変化によって、韓国の中間財輸出が減少していることが要因だ。同時に、このことは、中国企業のキャッチアップや中国経済の変化のスピードと比較して、韓国の産業・輸出構造の高度化が遅れていることを示唆している。

とくに韓国の対中直接投資が2000年代に入り急拡大した。中国の所得水準上昇とWTO加盟(2001年12月)を契機にした規制緩和の進展により、従来の輸出生産拠点の設立を目的としたものに、中国国内での販売を目的にした投資が加わったためである。対中直接投資の拡大に伴い、韓国から部品や半製品など中間財の輸出が増加し、対中輸出依存度は2000年の10.7%から2013年に過去最高の26.1%へ上昇した。これにより、韓国経済は中国経済の影響を強く受けるようになっていく。 2000年代の比較的高い成長を支えたのは、中国を含む新興国の成長加速と貿易の拡大であった。しかし、中国の新常態への移行に伴い、中国経済が減速し、これを起点として新興国経済の成長鈍化と世界的な貿易停滞などが生じたこと(チャイナショック)により、輸出が低迷するようになった。

韓国が中国経済の影響を強く受ける要因としては、対中輸出額の対GDP比率が高いこと、海運、造船鉄鋼など影響を受ける業種が多いこと、汎用品分野を中心に中国企業と競合していること、などが指摘できる。現在ではより状況が加速している。

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[ 2020年08月19日 08:43 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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