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世界の船舶市場が不況の中、韓国造船に受注ラッシュ

2020年8月28日、韓国・亜州経済などによると、不況の中でも韓国の造船業界が相次いで受注に成功している。

韓国造船海洋は同日、欧州とアジアにある船社と5万トン級の石油化学製品(PC)運搬船をそれぞれ1隻ずつ、計2隻の建造契約を締結したと発表した。総受注額は830億ウォン(約74億円)で、アジアの船社との契約にはオプション1隻も含まれているため追加の受注も期待されている。

韓国造船海洋は今年下半期に入ってからすでに18隻のPC船を受注した。関係者は「世界の船舶市場が不況の中、PC船など多様な船種で受注が絶えずにいる」とし、「高品質の船舶を造って船社を満足させていく」と話したという。

これに韓国のネットユーザーからは「文大統領の信頼外交は本当にすごい」「世界が歴史的不況を迎えている中でこれはありがたい」「造船強国、海洋強国、海軍強国!」「この政権に入って事業の調子がいいのは事実」など喜ぶ声や文政権への称賛の声が寄せられている。
https://www.recordchina.co.jp/b831434-s0-c20-d0058.html

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世界の新造船市場はリーマン・ショック後の発注の落ち込みと海上荷動きの低迷により、建造能力過剰の状況だ。需給ギャップを抱えたまま、中国、韓国、日本がたたき合いを続けた結果、各社が適正利益を得られないほどの低船価に苦しむことになった。韓国造船は、政府の公的資金投入で、船舶価格を下げて受注し、赤字覚悟の受注で雇用優先戦略としたわけで、受注増とは言え、為替依存度が高い造船業は、1ドル1200ウォンあたりが損益分岐点であるから、韓国により船舶価格を下げての受注では利益を得るのは難しい。

特に経営が悪化した大宇造船には1兆円を超える公的金融支援がつぎ込まれた。黒字化を果たしたのは政府支援があったからで、設備統廃合など抜本対策は置き去りだ。現代重工にとっても、安値攻勢を再開した大宇造船は手を焼いていた。大宇造船を取り込み、自らの手でリストラを進め、過当競争を回避できれば、大型商談が控える液化天然ガス(LNG)運搬船の受注などをテコに業績回復の糸口を見いだしやすい。当然、資材調達など規模のメリットも享受できる。

がしかし、韓国は労働組合が強く、大宇造船、現代重工ともこの数年で大規模な人員削減を進めてきただけに、労組は雇用不安を理由に、統合に反対姿勢を示す。一足飛びに設備統廃合に踏み切れるほど甘くない。過剰設備を温存したままでは、むしろ船価をさらに押し下げることになる。日本は昨秋、大宇造船への公的支援を違反として、世界貿易機関(WTO)協定に基づく2国間協議を要請した。これが韓国の造船再編機運を高めた。日本は引き続き、需給不均衡の是正を訴え、韓国や中国の過剰設備削減を求めていくとしている。

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[ 2020年08月29日 08:40 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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