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中国の国産ワクチン、数十万人に緊急投与し感染者はゼロ

2020年9月10日、中国メディアの澎湃新聞は科技日報の記事を引用し、中国は中国医薬集団(シノファーム)が研究開発中の2種類の新型コロナウイルスワクチンをすでに数十万人に緊急投与しており、明らかな副作用は1例もなく感染者もいないと伝えた。シノファーム傘下の中国生物技術の法律顧問である周頌(ジョウ・ソン)氏は、臨床試験の許可を得た国産ワクチンは3種類あるが、このうち2種類が同社製だと紹介。同社のワクチンは緊急投与数が最も多く、明らかな副作用は1例もなく感染者も出ていないことには「重大な意義がある」としている。

なぜなら、「ワクチン緊急投与の対象は医療関係者や感染リスクの高い国へ赴く外交官や企業の従業員などの高リスク群」だからで、周氏は「ワクチンの有効性が立証された」と指摘した。また、中国生物技術の張雲涛(ジャン・ユィンタオ)副総裁は、「ワクチンの1期と2期臨床試験は国内で行い、中和抗体を作り出した。中和抗体検査はゴールドスタンダードであり、海外での3期臨床試験でも中和抗体を継続して観察している。中和抗体は比較することができ、海外の試験では人種や国、個体群を拡大しており、海外で認められればその後の応用がよりスムーズだ」と述べている。

張氏によると、以前は中国のワクチン輸出は困難だったという。法的な制限や臨床制限があったためだが、「今では中国の科学技術の実力が向上し、1期、2期の臨床試験データが海外で認められるようになり、3期臨床試験を直接海外で行えるようになった」という。

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また張氏は、「将来的に中国で審査を通過すれば、これらの国では3期臨床試験を行うだけで合法的に販売することができる」と紹介。現在、新ワクチンの需要は世界中で5億回分あることを明らかにした。
https://www.recordchina.co.jp/b834069-s0-c30-d0062.html

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WHO(世界保健機関)のまとめによると、9月3日現在、世界で176の新型コロナウイルスワクチンが開発されており、このうち33種類が臨床試験を実施中。最終段階の臨床第3相(P3)試験に入っているのは8種類で、一部のワクチンは年末から来年はじめにかけて接種が始まる可能性を指摘している。大規模な臨床試験で安全性と有効性が証明されたワクチンはまだありません。ロシア政府は8月、同国立ガマレヤ研究所が開発したアデノウイルルベクターワクチン「スプートニクV」を承認しましたが、P3試験は完了しておらず、専門家からは安全性や有効性について懐疑的な意見が出ている。

開発中のどのワクチンも最終的に成功する保証はないが、世界では先進国を中心に開発段階から自国への供給を確保する動きが活発化している。米国や欧州連合(EU)、英国、日本などがすでに複数の製薬企業と供給に合意。最終合意に至っていないものも含めると、各国政府や非営利団体によって確保されたワクチンは、すでに69億回分を超えている。ワクチンの早期実用化を目指す「ワープ・スピード作戦」を展開する米国は、6社と計8億回分の供給契約を結んでおり、契約額は合計で92.5億ドル(約9800億円)となる。EUは、予備的な合意も含め5社から14.85億回分の供給を確保し、このうち4億回分(1億回分は追加購入権)を供給する英アストラゼネカには、3億3600万ユーロ(約420億円)の手付金が支払われている。

日本政府は、アストラゼネカと米ファイザーからぞれぞれ1億2000万回分を確保。米モデルナからは4000万回分以上の供給を受ける方向で協議しているほか、武田薬品工業は提携先の米ノババックスのワクチンについて、年間2億5000万回分以上の生産能力を構築する見込みで、これらを合わせると5.3億回分を確保したことになる。

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[ 2020年09月12日 08:36 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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