LG化学のリチウム硫黄電池搭載の無人機が成層圏を飛んだ
LG化学のリチウム硫黄電池を搭載した無人機が、成層圏飛行に成功した。次世代電池と呼ばれるリチウム硫黄電池は、現代(ヒョンデ)自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)首席副会長が6月、(株)LGの具光謨(ク・グァンモ)代表と会ったとき、LG側が誇らしげに披露した電池の一つだ。
LG化学は先月30日、韓国航空宇宙研究院・高興(コフン)航空センターで高高度長期滞空ソーラー無人機(EAV―3)にリチウム硫黄電池を搭載後、約13時間飛行テストを実施したと、10日明らかにした。EAV-3は、全体試験飛行中7時間を12〜22キロ高度の成層圏で飛行した。成層圏(高度12〜50キロ区間)は空気が薄くて、一般航空機の運航が難しい。
リチウム硫黄電池は、リチウムイオン電池を代替する次世代電池の一つに挙げられる。陽極材に硫黄、陰極材としてリチウム金属などの軽量材料を使って、重量当たりのエネルギー密度が従来のリチウムイオン電池より1.5倍以上高い。また、リチウムイオン電池より軽く、希少金属を使っておらず、価格競争力も優れている。このため、電気自動車はもとより、長期滞空ドローン、個人用航空機など、未来の輸送手段の性能を左右する重要な技術として挙げられる。
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鄭義宣首席副会長と具光謨代表が6月、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)のLG化学・梧倉(オチャン)工場で会って電気自動車のバッテリー部門の協力方策について議論した時、現代自グループの経営陣は、リチウム硫黄電池と長寿命(Long―Life)バッテリー、全固体電池など未来のバッテリー技術と開発方向性について聞いたと伝えられる。 LG化学は今後、リチウム硫黄電池の試作品を生産して、数日間空に浮かんでいる長期滞空飛行を披露する予定だ。また、エネルギー密度が現在のリチウムイオン電池の二倍以上のリチウム硫黄電池を、2025年以降、量産する計画だ。
https://www.donga.com/jp/

LG化学が開発中の次世代電池を搭載した無人機が成層圏での飛行に成功した。EAV-3に搭載されたリチウム硫黄電池は、主要次世代電池の一つとして期待されている。陽極には金属酸化物の代わりに硫黄炭素複合体を、陰極には黒鉛の代わりにリチウムメタルなど軽い材料を使う。LG化学側によると、重さ基準のエネルギー密度がリチウムイオン電池に比べて1.5倍以上高い。現在のリチウムイオン電池のエネルギー密度は1キログラム当たり260~270Wh(ワットアワー)だが、今回無人機に搭載されたリチウム硫黄電池のエネルギー密度は1キログラム当たり410Whだ。
LG化学側は、今回の実験がリチウム硫黄電池の安定的な充電・放電性能を確認したことに意味があると説明している。これまで充電や放電を繰り返すと副作用が発生し、構造を維持できないという点がリチウム硫黄電池の限界として指摘されてきたが、「今回の飛行の場合、太陽光電池とリチウム硫黄電池を随時交互に使う形で進められた」とし、「充電と放電を何回繰り返したかは把握されていないが、目標の水準以上と聞いている」と述べている。
LG化学は先月30日、韓国航空宇宙研究院・高興(コフン)航空センターで高高度長期滞空ソーラー無人機(EAV―3)にリチウム硫黄電池を搭載後、約13時間飛行テストを実施したと、10日明らかにした。EAV-3は、全体試験飛行中7時間を12〜22キロ高度の成層圏で飛行した。成層圏(高度12〜50キロ区間)は空気が薄くて、一般航空機の運航が難しい。
リチウム硫黄電池は、リチウムイオン電池を代替する次世代電池の一つに挙げられる。陽極材に硫黄、陰極材としてリチウム金属などの軽量材料を使って、重量当たりのエネルギー密度が従来のリチウムイオン電池より1.5倍以上高い。また、リチウムイオン電池より軽く、希少金属を使っておらず、価格競争力も優れている。このため、電気自動車はもとより、長期滞空ドローン、個人用航空機など、未来の輸送手段の性能を左右する重要な技術として挙げられる。
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鄭義宣首席副会長と具光謨代表が6月、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)のLG化学・梧倉(オチャン)工場で会って電気自動車のバッテリー部門の協力方策について議論した時、現代自グループの経営陣は、リチウム硫黄電池と長寿命(Long―Life)バッテリー、全固体電池など未来のバッテリー技術と開発方向性について聞いたと伝えられる。 LG化学は今後、リチウム硫黄電池の試作品を生産して、数日間空に浮かんでいる長期滞空飛行を披露する予定だ。また、エネルギー密度が現在のリチウムイオン電池の二倍以上のリチウム硫黄電池を、2025年以降、量産する計画だ。
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LG化学が開発中の次世代電池を搭載した無人機が成層圏での飛行に成功した。EAV-3に搭載されたリチウム硫黄電池は、主要次世代電池の一つとして期待されている。陽極には金属酸化物の代わりに硫黄炭素複合体を、陰極には黒鉛の代わりにリチウムメタルなど軽い材料を使う。LG化学側によると、重さ基準のエネルギー密度がリチウムイオン電池に比べて1.5倍以上高い。現在のリチウムイオン電池のエネルギー密度は1キログラム当たり260~270Wh(ワットアワー)だが、今回無人機に搭載されたリチウム硫黄電池のエネルギー密度は1キログラム当たり410Whだ。
LG化学側は、今回の実験がリチウム硫黄電池の安定的な充電・放電性能を確認したことに意味があると説明している。これまで充電や放電を繰り返すと副作用が発生し、構造を維持できないという点がリチウム硫黄電池の限界として指摘されてきたが、「今回の飛行の場合、太陽光電池とリチウム硫黄電池を随時交互に使う形で進められた」とし、「充電と放電を何回繰り返したかは把握されていないが、目標の水準以上と聞いている」と述べている。
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