韓国産月軌道船、紆余曲折の末2022年打ち上げへ
2020年9月27日、韓国・聯合ニュースは「韓国産月軌道船が紆余(うよ)曲折の末、2022年に打ち上げられることになった」と報じた。記事によると、韓国航空宇宙研究院(航宇研)はこの日、「月軌道遷移方式」(BLT/WSB)で打ち上げる月探査軌道船の打ち上げ予定日を2022年8月1日に決定したと発表した。
月軌道船とは、月の周囲を回りながら地形観測、月着陸船の着陸地点情報収集、宇宙インターネット技術検証実験などを行う探査船。当初、航宇研は「段階的ループトランスファー方式」(PLT)で打ち上げる計画だったが、軌道船の重量が計画していた550キロから678キロに増え、燃料不足につながる可能性があるという問題が持ち上がった。このため、航宇研は月軌道に到着後、月上空100キロの円軌道を1年間回りながら探査活動を行う当初の計画の代わりに、3カ月は100キロの円軌道を回り、9カ月は100キロの楕円軌道を回りながら探査活動を行う計画に変更したという。
ところが米航空宇宙局(NASA)は、月探査軌道を変更した場合、NASAが月の軌道線に搭載するShadowCamが月面のイメージを計画通りに撮ることができないなど、本来の機能を果たせないことを懸念。航宇研に対し、燃料の消耗を減らせるBLT軌跡への変更を提案した。航宇研はこれを受け入れて「全軌跡設計担当チーム(BTAK)」を構成してBLT軌跡を設計し、NASA側から任務完了可能と評価されたという。この月軌道船は米スペースX社のロケット・ファルコン9に搭載される予定だという。
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これを受け、韓国のネット上では「すごい!今後韓国の宇宙産業技術がもっと発展しますように」「研究陣のみなさん、おつかれさまでした。韓国ファイト!」など歓喜に沸く一方で、「韓国がロケットを打ち上げるかのように言ってるけど、米国のロケットに搭載されるんだよね」「他国のロケットに載せてもらって行く意味なんてあるかな」と指摘する声も上がっている。
https://www.recordchina.co.jp/b805104-s0-c10-d0058.html

韓国航空宇宙研究院(航宇研)のイ・サンリュル月探査事業団長は25日、韓国科学記者協会の主催でオンライン開催された「第2回航空宇宙アカデミー」で、「月軌道船の設計確定から33カ月が必要と予想された『試験用月軌道船(KPLO)』が、3カ月繰り上げられた2022年8月1日以降に打ち上げられる予定」と伝えている。
月軌道船とは、月の周囲を回りながら地形観測、月着陸船の着陸地点情報収集、宇宙インターネット技術検証実験などを行う探査船。これに先立ち科学技術情報通信部は昨年9月、月軌道船の開発日程を当初の2020年12月から19カ月延長した2022年7月に変更し、重量も550キロから678キロに増やした。その後、航宇研は試験用月軌道船の重量増加と月での任務遂行達成のために新しい軌跡(BLT)に関する設計を独自の技術で終えたとしている。
航宇研は現在、試験用月軌道船に装着する部品と搭載体の機能試験を進行中で、今年末から月軌道船飛行モデル(FM)の組み立てに着手し、来年最終組み立てを完了する計画だ。
月軌道船とは、月の周囲を回りながら地形観測、月着陸船の着陸地点情報収集、宇宙インターネット技術検証実験などを行う探査船。当初、航宇研は「段階的ループトランスファー方式」(PLT)で打ち上げる計画だったが、軌道船の重量が計画していた550キロから678キロに増え、燃料不足につながる可能性があるという問題が持ち上がった。このため、航宇研は月軌道に到着後、月上空100キロの円軌道を1年間回りながら探査活動を行う当初の計画の代わりに、3カ月は100キロの円軌道を回り、9カ月は100キロの楕円軌道を回りながら探査活動を行う計画に変更したという。
ところが米航空宇宙局(NASA)は、月探査軌道を変更した場合、NASAが月の軌道線に搭載するShadowCamが月面のイメージを計画通りに撮ることができないなど、本来の機能を果たせないことを懸念。航宇研に対し、燃料の消耗を減らせるBLT軌跡への変更を提案した。航宇研はこれを受け入れて「全軌跡設計担当チーム(BTAK)」を構成してBLT軌跡を設計し、NASA側から任務完了可能と評価されたという。この月軌道船は米スペースX社のロケット・ファルコン9に搭載される予定だという。
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これを受け、韓国のネット上では「すごい!今後韓国の宇宙産業技術がもっと発展しますように」「研究陣のみなさん、おつかれさまでした。韓国ファイト!」など歓喜に沸く一方で、「韓国がロケットを打ち上げるかのように言ってるけど、米国のロケットに搭載されるんだよね」「他国のロケットに載せてもらって行く意味なんてあるかな」と指摘する声も上がっている。
https://www.recordchina.co.jp/b805104-s0-c10-d0058.html

韓国航空宇宙研究院(航宇研)のイ・サンリュル月探査事業団長は25日、韓国科学記者協会の主催でオンライン開催された「第2回航空宇宙アカデミー」で、「月軌道船の設計確定から33カ月が必要と予想された『試験用月軌道船(KPLO)』が、3カ月繰り上げられた2022年8月1日以降に打ち上げられる予定」と伝えている。
月軌道船とは、月の周囲を回りながら地形観測、月着陸船の着陸地点情報収集、宇宙インターネット技術検証実験などを行う探査船。これに先立ち科学技術情報通信部は昨年9月、月軌道船の開発日程を当初の2020年12月から19カ月延長した2022年7月に変更し、重量も550キロから678キロに増やした。その後、航宇研は試験用月軌道船の重量増加と月での任務遂行達成のために新しい軌跡(BLT)に関する設計を独自の技術で終えたとしている。
航宇研は現在、試験用月軌道船に装着する部品と搭載体の機能試験を進行中で、今年末から月軌道船飛行モデル(FM)の組み立てに着手し、来年最終組み立てを完了する計画だ。
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