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韓国企業も油断禁物?「メード・イン・ジャパンが没落した理由」

2020年9月30日、韓国・チャンネルAは「『メード・イン・ジャパン』の没落…日本企業、涙の変身」と題する記事を掲載した。記事はまず、ソニーについて「今年第1四半期はゲーム分野で営業利益が68%急増したが、家電分野での損失が大きく、時価総額はサムスン電子の3分の1まで墜落した」と説明。その上で「63年ぶりに社名を変更し、今年初めには世界家電博覧会で自動車製品をサプライズで披露するなど、新たな試みに取り組んでいる」と伝えている。

また、パナソニックは「昨年末に半導体事業を台湾企業に売却して衝撃を与えたが、現在は住宅事業に集中している」、シャープは「中国や台湾の企業に売却されている」、東芝は「次々と事業を売却し、事実上解体レベル」などと紹介している。記事は、日本の家電が「没落」した理由として、「完璧主義にこだわったため消費者のニーズと時代の変化を逃した」「匠の精神に集中し過ぎて『よく売れる製品』を逃した」などと分析している。

その上で「世界の技術を先導している韓国企業各社に対しても、専門家らは『変化や未来への投資が遅れると、日本企業のようにあっという間に後れを取りかねない』と助言している」と伝えている。これを受け、韓国のネット上でも「日本の匠の精神はゆっくりとした習性が創り出したもの。現代は日々変わっていくから、速い習性を持った国が成功する」「日本独自の規格で高く売ろうとしたから駄目になった」などの声が上がっている。

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一方で「でも日本製はやっぱり最高」「そんなことはどうでもいいからプレステ5が早くほしい」との意見も寄せられている。
https://www.recordchina.co.jp/b839738-s0-c20-d0127.html

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かつて「安くて高品質」と、世界中から人気を集めていた「メイド・イン・ジャパン」は今や見る影もない。日本が誇る「メイド・イン・ジャパン」は、多くの分野において世界で通用しなくなっている。もはや海外で「日本の家電」の姿は見られない。日本メーカーが一時代を築いた家電では、中国のハイアールやグリー、韓国のLGやサムスンが世界の主役の座を奪っている。スマートスピーカーに代表されるスマート家電の分野では、前述のメーカー群に加え、アメリカのGAFA、中国のBATやシャオミなどが攻勢をかけている。

「安くて高品質」という日本製品のかつての評価は、いまやそっくりそのまま中国や韓国、アメリカのものになっている。その代わりに「余計な機能が多くて割高」「過剰品質」と揶揄され、苦境に立たされているのが現状だ。主な敗因は、日本のものづくりが変わってしまったと言うよりも、「変われなかった」点にある。日本のものづくりは、昔から変わらず今でも完璧主義で、妥協がない。しかし、追い求める「完璧さ」が世界のトレンドとズレてしまっている。

日本では、あらゆるビジネスにおいて「最初から完璧」が目指される。ただし、ここで目指されるのは「減点型の完璧さ」である。尖ったビジネスアイデアの、新しくておもしろいが、リスクや穴のある要素は、早期に取り除かれやすい。魅力的に発展しうる要素を切り捨て、安全・無難で、これまでの延長線上の少し先にあるような、小さくまとまった新商品に仕上げられていく。おもしろいが危うく伸びそうな「価値の枝葉」を早期に取り除き、じっくり時間をかけて、きれいで小さなプロダクトへ磨き上げるのが日本の得意とする「減点型の完璧主義」だ。

完璧に完成された1つのプロダクトをつくって、広めることがビジネスのゴールとなる。これはかつてのメイド・イン・ジャパンを支えた強みだが、近年における世界のトレンドからは逆行するものになってしまった感がある。

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[ 2020年10月04日 08:58 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
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