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韓国戦闘機事業の負担金を出し渋るインドネシア、オーストリアの兵器購入に積極的?

2020年10月16日、韓国・中央日報は、「韓国と共同で次世代戦闘機(KF-X)の投資・開発を進めていながら予算不足を理由に負担金を納めていないインドネシアが、オーストリアからの中古戦闘機購入に向け両国の閣僚級会談を要請している」と伝えた。

現地日刊紙「ジャカルタ・ポスト」によると、プラボウォ・スビアント国防相は8日、オーストリアのクラウディア・タンナー国防相に書簡を送り、会談の開催を求めた。プラボウォ国防相は20日にオーストリア・ウィーンを訪れることを明かし、「ユーロファイター・タイフーン(戦闘機)について協議したい」「私たちの領土と市民を保護するため、重要な防御装備を調達する」としている。プラボウォ国防相は7月10日にもタンナー国防相に書簡を送っており、「ユーロファイター15機の購入について、公式審議に入りたい」と伝えたことが同20日に報じられている。タンナー国防相も前向きな姿勢を示していると伝えられるが、インドネシア国防省は同紙が報じた書簡の内容について「確認は困難」としている。

記事は、インドネシアが韓国とのKF-X事業の負担金納付を予算不足を理由に遅らせていることを挙げ、「他国の戦闘機購入にこれほど積極的なのは道理に反する」と指摘。「インドネシアはこの他にも、仏ダッソーの戦闘機ラファール、ナバル・グループ(旧DCNS)のスコルペヌ型潜水艦、ゴーウィンド型コルベット艦、米国の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイなどの購入も検討している」とも伝えた。

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韓国が単独で製造すべきとの声が多い中、「インドネシアを切らない理由は資金の問題ではない。そのくらいの金、韓国にないとでも?問題は、韓国空軍の需要だけでは採算が合わないということだ。インドネシアがかなりの需要を約束したからであって、そうでなければとっくに切ってるよ」とのコメントも見られた。
https://www.recordchina.co.jp/b845110-s0-c10-d0144.html

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韓国型次世代戦闘機(KF-X)の共同投資・開発国のインドネシアが別の戦闘機に目を向けている。KF-X事業分担金の履行が遅れているインドネシアが結局、事業を放棄するのではという懸念が出ている。オーストリアの日刊紙クローネは、クラウディア・タンナー国防相が自国空軍のユーロファイタータイフーンをインドネシアに販売する交渉が進めていると公式発表した。インドネシア側の交渉対象者はプラボウォ・スビアント国防相だ。プラボウォ国防相は7月、タンナー国防相に書簡を送り、ユーロファイタータイフーンの購買に関心があると伝えている。

中立国のオーストリアは空軍の戦闘機としてユーロファイター18機のみ保有している。15機は1人乗りで、3機は訓練用として使用される2人乗り。しかし2002年にユーロファイターを導入する過程で腐敗スキャンダルがあった。2度の議会レベルの聴聞会と検察の捜査が続いた。オーストリアはユーロファイター15機を2020年から段階的に退役させる方針だった。問題はインドネシア。インドネシアはKF-Xの協力パートナーであり、1兆7000億ウォン(約1520億円)の投資を約束したが、これまで2272億ウォンしか出していない。5000億ウォンを追加で出さなければならないが遅延している。

インドネシアは自国の経済事情と財政難を理由に挙げているが、裏ではKF-X以外の戦闘機を調べている。米国ではF-35とF-16V、ロシアではSu-35、フランスではラファールにそれぞれ関心を見せたとし、インドネシアが分担金の一部を現金でなく現物で出すという意思を明らかにし、韓国が困惑していると伝えている。


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[ 2020年10月19日 08:51 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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