サムスン、スマホ市場世界1位を奪還したが、中国では後退
サムスン電子が今年7-9月期、世界スマートフォン市場で1位を奪還した。ほとんどの地域で善戦したが、中国市場での不振は続いた。来年から本格的に始まる5Gスマートフォン市場を控え、サムスンの悩みが深まっている。
市場調査会社IDCによると、サムスン電子は今年7-9月期のスマートフォン市場でシェア22.7%となり、4-6月期にファーウェイ(華為技術)に明け渡した1位を奪還した。サムスン電子の7-9月期の出荷量は8040万台と、前年同期比2.9%増加した。米国の制裁を受けるファーウェイは同じ期間、出荷量が22%減少して2位に落ちた。ファーウェイの7-9月期の市場シェアは14.7%と、前期比で5.3ポイント減少した。シャオミは出荷量が42%増加し、シェア13.1%で、アップル(11.8%)を抑えて3位になった。これに先立ち発表されたカウンターポイントリサーチの調査でも、サムスン電子は7-9月期の市場シェアが22%で1位だった。次いでファーウェイ(14%)、シャオミ(13%)、アップル(11%)、OPPO(8%)、Vivo(8%)順。LGエレクトロニクスは2%だった。
サムスン電子が7-9月期に市場1位を奪還したのは、ファーウェイの後退とインド市場の影響が大きかった。カウンターポイントリサーチによると、今年7-9月期のインドスマートフォン市場でサムスン電子はシェア24%と、シャオミ(23%)を抜いて2年ぶりに1位になった。フィーチャーフォンを含む全体携帯電話市場では22%と、シャオミ(15%)、Vivo(11%)、Realme(10%)など中国ブランドとの差をさらに広げた。
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サムスン電子は年初に盧泰文(ノ・テムン)無線事業部長(社長)が就任した後、中国・インド市場でのシェア回復に注力してきた。盧社長は今年2月の記者懇談会で「中国とインドは依然としてサムスンモバイルに重要な市場」とし「昨年1年間は多くの準備をし、今年から徐々に良い姿を見せながらターンアラウンドできると信じている」と述べていた。しかし中国市場はサムスンにとって依然として「難攻不落」だ。中国の市場調査会社によると、今年7-9月期の中国スマートフォン市場シェア1位は36.3%のファーウェイだった。上半期(40.2%)に比べ大幅に減少したもののトップを維持した。2位は17.5%のVivoで、OPPO(16%)、シャオミ(14.8%)が後に続いた。
https://japanese.joins.com/JArticle/271803?servcode=300§code=330

サムスン電子がLCD事業に参入したのは1991年。果敢な投資で日本企業を追い抜き、長年にわたって世界のトップを維持していたが、2017年にその座を中国企業に明け渡した。中国勢は、中国政府の補助金に支えられて低価格攻勢をかけながら設備投資を続けられる体力があった。その結果、大型LCD市場は“チキンレース”が繰り広げられ、売れば売るほど赤字になるという奇妙な構造になってしまった。
2018年ごろからは、韓国のディスプレー関連人材の中国流出が止まらないという報道が目立つようになった。そして、2019年夏には、サムスンディスプレーやLGディスプレーがOLEDに集中するため、大型LCD事業の整理に向けた動きを見せていた。 一方低価格スマホによる東アジア圏でのバラまき作戦は、赤字拡大でしかなく、性能で中国スマホに大きく離された。インドネシアではすでに中国スマホに移行が完了しつつある。日本製パーツに助けられた部分があり、画質やマイク性能は数年前とは比較にならない。
まだまだ年収上昇と言うわけにはゆかないわけで、1万円以下のスマホが主流、低中間富裕層で1万~1万5千円程度である。サムスン低価格スマホが販管費扱いのバラまきで世界一の台数確保になっても、決して喜べる内容ではない。
市場調査会社IDCによると、サムスン電子は今年7-9月期のスマートフォン市場でシェア22.7%となり、4-6月期にファーウェイ(華為技術)に明け渡した1位を奪還した。サムスン電子の7-9月期の出荷量は8040万台と、前年同期比2.9%増加した。米国の制裁を受けるファーウェイは同じ期間、出荷量が22%減少して2位に落ちた。ファーウェイの7-9月期の市場シェアは14.7%と、前期比で5.3ポイント減少した。シャオミは出荷量が42%増加し、シェア13.1%で、アップル(11.8%)を抑えて3位になった。これに先立ち発表されたカウンターポイントリサーチの調査でも、サムスン電子は7-9月期の市場シェアが22%で1位だった。次いでファーウェイ(14%)、シャオミ(13%)、アップル(11%)、OPPO(8%)、Vivo(8%)順。LGエレクトロニクスは2%だった。
サムスン電子が7-9月期に市場1位を奪還したのは、ファーウェイの後退とインド市場の影響が大きかった。カウンターポイントリサーチによると、今年7-9月期のインドスマートフォン市場でサムスン電子はシェア24%と、シャオミ(23%)を抜いて2年ぶりに1位になった。フィーチャーフォンを含む全体携帯電話市場では22%と、シャオミ(15%)、Vivo(11%)、Realme(10%)など中国ブランドとの差をさらに広げた。
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https://japanese.joins.com/JArticle/271803?servcode=300§code=330

サムスン電子がLCD事業に参入したのは1991年。果敢な投資で日本企業を追い抜き、長年にわたって世界のトップを維持していたが、2017年にその座を中国企業に明け渡した。中国勢は、中国政府の補助金に支えられて低価格攻勢をかけながら設備投資を続けられる体力があった。その結果、大型LCD市場は“チキンレース”が繰り広げられ、売れば売るほど赤字になるという奇妙な構造になってしまった。
2018年ごろからは、韓国のディスプレー関連人材の中国流出が止まらないという報道が目立つようになった。そして、2019年夏には、サムスンディスプレーやLGディスプレーがOLEDに集中するため、大型LCD事業の整理に向けた動きを見せていた。 一方低価格スマホによる東アジア圏でのバラまき作戦は、赤字拡大でしかなく、性能で中国スマホに大きく離された。インドネシアではすでに中国スマホに移行が完了しつつある。日本製パーツに助けられた部分があり、画質やマイク性能は数年前とは比較にならない。
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