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輸出規制はもう忘れた?韓国の対日貿易収支赤字が増加

2020年11月6日、韓国・ヘラルド経済は「昨年7月に日本が対韓輸出規制強化措置を取った後から減少傾向にあった韓国の対日貿易収支の赤字幅が拡大している」と報じた。昨年は日本の措置を受けて始まった日本製品不買運動により消費財の輸入が減少し、対日貿易収支の赤字幅は過去16年で最低を記録していたという。

記事によると、韓国の先月の対日貿易収支は20億ドル(約2070億円)の赤字で、昨年4月(マイナス23億5000万ドル)以降で最大の赤字幅を記録した。また、先月の対日輸出は前年同期比18.6%減少した一方、輸入は3.1%増加した。輸入増加をけん引した品目は自動車で、57.7%急増したという。 韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、レクサスは先月の韓国市場で871台を販売し、ブランド別販売順位8位となった。9月(701台)と比べても24.3%増加、前年同月比でも約2倍増加した。トヨタも先月は553台を販売して9位になり、9月(511台)、前年同月比(244台)より販売台数が増加したという。

日韓国交正常化以降に韓国が日本を相手に貿易黒字を記録したことは1度もない。韓国は半導体など主要産業で急成長を遂げたものの、これに必要な素材・部品分野では日本に依存している状態だ。素材・部品の対日貿易収支は万年赤字で、最近5年だけでもその規模は763億ドル(約7兆8900億円)に達するという。

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ところが昨年は対日貿易収支の赤字が過去16年で最低の200億ドル(約2兆690億円)となり、赤字幅が減少していた。日本は昨年7月、半導体・ディスプレーの主要素材3品目(高純度フッ化水素、フルオリンポリイミド、フォトレジスト)の対韓輸出規制を強化した。これについて、現代経済研究院のチュ・ウォン研究室長は「対日貿易の赤字幅が今年は消費財品目の輸入が増えたことで輸出規制強化措置以前の水準に増加している」とし、「不買運動が下火になった影響が大きい」と話したという。
https://www.recordchina.co.jp/b850665-s0-c20-d0058.html

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韓国政府は日本依存を低下させ、内需拡大と語っているが、現実はライセンス料を含め、中小企業の受注は日本の中小企業からの発注で支えられている構図がある。また大手企業の重要部品は、いまだ日本の中小企業の頼っている。単に部材だけの問題ではない。過去を見ても、バラツキはあれど、年間-2兆円の経常収支は維持されている。日本依存から離脱すれば、製造設備や検査装置或いは部品発注などからも離脱することになるが、現実は無理。離脱すれば中小企業は倒産の嵐と化し、国家破綻よりも経済破綻が先となる。

今の韓国経済の構図は、問題はあれど日本企業が下支えしているわけで、国家破綻はあくまで政府負債が主となる。税収以外が外責では、防ぎようが無い。もっとも国家予算を半分に減らせば、生き延びる年数は増加するが…。


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[ 2020年11月08日 09:05 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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