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韓国で市場シェア70%突破のサムスンスマホ、なぜ中国ではほとんど見かけないのか

中国メディアの海西商界は18日、「韓国で市場シェア70%突破のサムスンスマホ、なぜ中国ではほとんど見かけないのか」とする記事を掲載した。記事はまず、「コリア・ヘラルドが15日、調査会社Strategy Analyticsのデータを引用して伝えたところによると、韓国サムスン電子のスマートフォンは2020年第3四半期に初めて国内市場シェアが70%を超えた。ライバルである米アップルとLGエレクトロニクスは共にシェアを落とし、アップルは8.9%だった。サムスンの生産台数は340万台で、国内市場の72.3%を占めた」と伝えた。

その上で、「世界最大のスマートフォンブランドを中国でほとんど見かけない原因」として、まず2016年にGalaxy Note 7で本体の発熱による発火事故が相次いだこととそれに伴う謝罪の遅れを挙げ、「中国国内での評判は崩壊し、中国の消費者を失望させ、これにより、サムスンスマホの中国市場シェアは2018年に1%を切るに至った」とした。

また、もう一つの原因として、コストパフォーマンスに優れた中国国産ブランドの台頭を挙げ、「売り上げを伸ばすためにフラッグシップ機の価格に手を付けたがらないサムスンは、他のブランドによって生存空間を押しつぶされるしかなかった」と伝えている。
https://www.recordchina.co.jp/b854268-s0-c20-d0054.html

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中国市場でのサムスンの存在感がほとんど消えかかっている。サムスンは2019年7月に全世界で、新型スマートフォンGlaxy S10+、Galaxy S10、Galaxy A30を発売したが、このうちのA30の中国でのネット予約がふるわない。ふるわないどころか、売れないにもほどがあると話題になった。中国の大手ECサイト「京東商城」のサムスン店では、A30の予約が366台。アリババのTmallのサムスン旗艦店では340台。蘇寧易購では10台と、スマートフォンの予約数としては桁数が2つも3つも小さい。売れ行きが悪いといったレベルではなく、まったく売れていないといってもいい状況だ。

今年も同様な状態にある。また東アジア圏では中国スマホが同価格帯で見れば、高い性能であり、次第に中国スマホに切り替わりつつある。サムスン低価格スマホは、結局宣伝用で、配るだけ配るという状態にある。従って台数は世界一位と語っても、赤字でしかない。今後は中価格帯の競争と言うのだがインドネシアでは、1万円レベルのスマホが主であるから、如何に安く、良い性能で、また大きく見やすいスマホか、と言う勝負が一昨年から加速している。東アジアのサムスン低価格スマホは、子供達との連絡用として使用しているケースがある為に、台数としては多いという事になるのだろう。

販管費が莫大な企業であるから、スマホ利益を考慮すれば、厳しいことに変わりはない。またシェアを落としているアップルとはいえ、スマホ全体の利益を、アップルが占めている実態に変わりはない。


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[ 2020年11月20日 08:57 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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