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双竜自動車、裁判所に会社更生法適用を申請

JPモルガンなど外資系金融機関から借り入れた約600億ウォン(約56億円)を返済できなくなった双竜自動車が21日、裁判所に企業回生手続き(日本の会社更生法適用に相当)を申請した。

法曹界が21日に明らかにしたところによると、双竜自は同日午後3時ごろ、ソウル回生法院(裁判所)に法人回生手続きを申請した。裁判所は近く財産保全処分と包括的禁止命令を下す予定だ。

金融業界によると、双竜自が15日から現在まで延滞している外資系金融機関の負債はおよそ600億ウォン。JPモルガンが200億ウォン(約18億6900万円)、BNPパリバが100億ウォン(約9億3000万円)、バンク・オブ・アメリカが300億ウォン(約28億円)だ。

外資系金融機関からの借入金のほか、韓国産業銀行が7月に1度返済期限を延長した900億ウォン(約84億1200万円)についても、21日に返済期限を迎える。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/21/2020122180226.html

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双竜自動車が企業回生手続きを行うのは、2008年の世界金融危機以降、深刻な経営難により09年1月に申請して以来、約11年ぶりとなる。同社は政府系の韓国産業銀行からの借入金900億ウォン(約84億5000万円)を期限までに返済できず、ウリィ銀行からの借入金150億ウォンも元利金の返済に失敗した。外資系金融機関の延滞額600億ウォンを含む双竜自動車の延滞元利金は計1650億ウォン規模となった。

同社は先ごろ発売したスポーツタイプ多目的車(SUV)「レクストン」の新モデルが好調だったにもかかわらず、15四半期連続で赤字を計上するなど、経営難に陥っている。15日時点で海外の銀行から借りていた約600億ウォン(約56億円)の返済が滞っている。韓国メディアによると、政府系の韓国産業銀行から借りた900億ウォンの返済期限も21日になっていた。双竜は2009年にも法廷管理を申請。裁判所に再建計画案が認められて会社の清算は免れた。その後、インドの財閥グループの傘下に入ったが、業績の立て直しに苦戦していた。


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[ 2020年12月22日 08:59 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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