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文在寅も苦悩…韓国経済の2021年が「過酷な一年」になりそうなワケ

韓国開発研究院の見通しであるが、2020年のGDP成長率の実績見込みは-1.1%であり、これが2021年には3.1%になるとされている。韓国銀行の見通しもほとんど変わらず、2020年の実績見込み値は同じ-1.1%、2021年は韓国開発研究院より0.1%ポイント低い3.0%である。韓国開発研究院と韓国銀行の成長見通しはともに2021年に成長率が3%程度になることを予測しているが、この数値は韓国経済が楽観できるものではないことを示している。

韓国の潜在成長率は2.5%程度と考えられる。よって2020年も2021年も潜在成長率で成長した場合、2020年が始まる時のGDPを100とすると、2021年が終わる時のGDPは約105.1となる。一方、2020年は-1.1%、2021年は3.1%の成長率であった場合は、2021年が終わる時のGDPは約102.0にとどまる。つまり2021年は3.1%成長する程度では本格的な成長過程への復帰とはいえないのである。 よって2021年の3.1%成長は前年のマイナス成長を挽回する程度に高い成長率とはいえない。思い起こせば、アジア通貨危機に直面して大不況になった1998年は-5.1%成長であったが、翌1999年は11.5%と二桁成長となりV字型の回復を果たした。

またリーマンショックを契機とした世界金融危機後の不況時には、2009年の成長率が0.8%に落ち込んだ。しかし翌2010年には6.8%という高い成長となったため、やはり低成長を翌年の高成長で挽回した形となった。しかし2021年の成長率は、前年のマイナス成長を挽回するほど高い成長とはいえない。そして、2021年の成長率見通しが高くない理由は、これに新型コロナの悪影響が織り込まれているからである。vさらには、韓国開発研究院や韓国銀行の見通しは第3波が来る前に作業が行われているため、深刻な第3波に襲われた韓国経済の実際の数字はもう少し厳しくなることが予想され、3%台の成長は難しく、2%台後半の成長率がやっとといったところではないだろうか。

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設備投資は2020年の実績見込み値で6.0%増加、2021年は4.7%増加することが見通されており好調である。新型コロナ下でなぜ設備投資が好調であるかというと、半導体がリモートワークの急速な普及などによりきわめて好調となり、そのため半導体製造装置への投資が大きく伸びているからである。韓国の産業は半導体に偏る構造となっており、半導体の動向で景気の良し悪しが左右される。半導体は新型コロナのマイナスの影響を受けず、投資意欲も旺盛であり、これが設備投資の好調を支えたわけである。よって新型コロナの第3波によって設備投資が失速することはなく、見通しどおり好調が続く可能性が高い。

だが、2021年の成長率にV字型回復は期待できず、韓国における新型コロナの第3波、世界における感染拡大により、個人消費や輸出を中心に2021年の成長率は予想されたより下振れする可能性がある。韓国経済は今年も新型コロナに翻弄されることになりそうである。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79055?imp=0

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韓国でコロナ禍の影響が最も出ているのは、やはり消費。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の第1波が収まった2020年夏ごろから徐々に消費も回復してきたが、韓国でコロナ禍の影響が最も出ているのは、やはり消費。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の第1波が収まった2020年夏ごろから徐々に消費も回復してきたが、第2波の到来で再び落ち込んでいる。これが経済成長を押し下げている部分。挙句に第3波の到来でさらに悪化が加速している。

輸出も、アメリカや中国の景気回復がコロナ禍で鈍化しているものの、半導体関連は悪くはない。ただ、自動車の輸出が振るわないので、米中両国の景気回復が遅いことを示している。 一方、建設投資が振るいません。とくに土木関連の投資が落ち込んでいます。韓国政府も景気浮揚策として補正予算を組んで支出しているが、公共投資にはそれほど回しておらず、国民の雇用の安定のほうに力を入れている状態。

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[ 2021年01月07日 08:53 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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