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三星電子のオーダーメイド型家電「ビスポーク」、1年半で100万台販売

三星(サムスン)電子は6日、オーダーメイド型ライフスタイル家電「ビスポーク」の出荷台数が、昨年末までに100万台を超えたと明らかにした。2019年6月に、個人のライフスタイルに合わせて自由な組み合わせが可能なビスポーク冷蔵庫を披露してから20カ月ぶりのことだ。

ビスポーク家電の中で最も多く売れたのは、75%以上の割合を占める冷蔵庫だ。ビスポーク冷蔵庫は昨年、三星電子が韓国内で販売した冷蔵庫の売上の67%を占めた。国内だけでなく、欧州、中国、中央アジアなどに進出して好評を博し、今年は米国やカナダなどの北米市場に進出する予定だ。ビスポーク冷蔵庫は素材や色など27型のドアパネルの中から自分の好きなものを選んで、多様なインテリア演出ができることが大きな強みだ。

昨年6月に発売した食器洗浄機も消費者の好評を受け、販売台数が大幅に伸びた。三星電子は、電子レンジやIH調理器、商業用エアコン、空気清浄機など、さまざまな生活家電にビスポークコンセプトを取り入れている。三星電子は、ビスポーク家電100万台出荷を記念して、今月1カ月間行う「三星電子セールフェスタ」のイベント品目にビスポーク家電を多く投入した。
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2015年の世界市場シェアを見ると、中国のハイアールや、韓国のLGやサムスンなどのシェアが高く、日本企業のシェアはランキング外。冷蔵庫は基本的に食品を冷やすだけの製品であり、高付加価値を求めるニーズが薄い。そのため、性能を重視して価格が高い日本企業の製品は、世界では想像以上に売れていない。日本企業の過剰な性能の例として、扉が左右どちらにも開く、両手が塞がっている時でもポンと触れるだけで自動で扉が開くタッチオープン、大根や長ネギなどもそのまま収納出来る広々とした野菜室、内部照明がLEDライトで明るく見やすい、プラズマクラスターによる除菌効果、などが挙げられる。

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このように様々な機能が備わる事は、良く言えば高付加価値商品だが、別になくても困らない「無駄な」機能とも言える。日本製の冷蔵庫は年々高価格化してきましたが、多機能よりも値段の安さが最重要と考える新興国市場では、人々の選択肢から漏れてしまう。 
一方、中国の家電メーカーHaierは、ユーロモニター・インターナショナルの「Global Major Appliances 2017 Brandランキング」において、2017年の大型白物家電・ブランド別世界販売台数シェア10.5%を記録し、9年連続で世界No.1を達成している。Haierが世界No.1を獲得した製品カテゴリーは、冷蔵庫17.3%(10年連続)、洗濯機14.6%(9年連続)、冷凍庫20.6%(7年連続)、ワインクーラー13.5%(8年連続)の4つ。

同社は現在、中国、アメリカ、欧州、日本など100カ国以上で展開しており、世界中のリソースを活用し、製品を通じて様々なソリューションを提供することで、持続的な成長を実現しているという。今後も各国の文化、生活習慣、ニーズに合わせたマーケティング活動や商品展開を行ない、消費者の豊かな暮らしを創造・サポートしていくとしている。


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[ 2021年01月07日 09:50 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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